電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W86038

タイトル(和文)

高分子がいしの耐アーク性能

タイトル(英文)

ARC-PROOF CAPABILITY OF POLYMER INSULATORS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

三種類の高分子がいしについて耐アーク試験を実施し,高分子表面のアークによる損傷を調べた。試験した高分子がいしの種類はエポキシ樹脂がいし,ポリシルがいし,シリコンゴム-磁器のバイブリッドがいしである。主な結果は:(1)耐アーク試験(電流12.5KA,アーク時間0.3,0.4sec)において,全てのがいしとも発火せず,笠に顕著な変化も生じなかった。(2)耐アーク試験後がいし表面にカーボンの付着が見られたが,それらのがいしの交流フラッシオーバ電圧は耐アーク試験前の70%以上であり,耐電圧値はがいしに対する規定耐電圧よりなお上まわっていた。

概要 (英文)

ARC-PROOF TESTS ON THREE TYPES OF POLYMER INSULATORS WERE CARRIED OUT TO INVESTIGATE THE DAMAGE OF POLYMER SURFACE BY ARC. THE INSULATOR TYPES UNDER TESTS WERE EPOXY REGIN INSULATORS,POLYSIL INSULATORS AND SILICON RUBBER-PORCELAIN HYBRID INSULATORS. MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS; (1)ALL INSULATOR TYPES DID NOT BURN AND NONE OF THEIR SHEDS HEAVILY TRANSFORMED DURING THE ARC-PROOF TESTS WITH CURRENT OF 12.5 KA AND ARC DURATION OF 0.3 OR 0.4 SEC.(2)ON THE INSULATOR SURFACES AFTER ARC-PROOF TESTS,THE ADHESION OF CARBON WAS OBSERVED. THE AC FLASHOVER VOLTAGES OF THESE INSULATORS WERE HIGHER THAN SEVENTY PERCENT OF THOSE BEFORE ARC-PROOF TESTS,AND WITHSTAUD VOLTAGES WERE STILL OVER THE RATED VALUES FOR INSULATORS.

報告書年度

1986

発行年月

1987/06/01

報告者

担当氏名所属

高橋 毅

横須賀研究所電力部新素材研究室

谷口 毅

横須賀研究所電力部新素材研究室

渡辺 基久

横須賀研究所電力部新素材研究室

深沢 衛

横須賀研究所電力部新素材研究室

キーワード

和文英文
がいし INSULATORS
有機高分子 ORGANIC POLYMERS
耐アーク ARC-PROOF CAPABILITY
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