電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W87009

タイトル(和文)

微粉炭燃焼時におけるNOx・灰中未燃分濃度の予測手法-石炭性状の影響-

タイトル(英文)

EFFECTS OF COAL PROPERTIES ON NOX AND UNBURNED CARBON EMISSION CHARACTERISTICS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究は,我国で使用されている発電用石炭のうち,主要な28炭種の燃料試験を実施し,石炭性状からNOx排出濃度および灰中未燃分濃度を予測する手法について検討したものである。その結果,以下のことが明らかになった。(1)燃料中のN分からNOxへの転換率は,石炭性状のうち燃料比とN分含有率の比の一次式で精度良く予測できる。(2)灰中未燃分濃度は,従来提案してきた予測式がさらに多くの炭種に対しても適用できる。以上より,微粉炭燃焼におけるNOxおよび灰中未燃分排出濃度を,幅広い石炭性状を有する多炭種に対して精度良く予測する手法を明らかにした。

概要 (英文)

THIS STUDY DESCRIBES THE EFFECTS OF COAL PROPERTIES ON NOX AND UNBURNED CARBON EMISSION CHARACTERISTICS IN PULVERIZED COAL COMBUSTION. TYPICAL TWENTY-EIGHT COALS ARE TESTED AND NEW PREDICTION METHODS OF NOX AND UNBURNED CARBON EMISSIONS ARE DEVELOPED AS FOLLOWS. (1)NOX EMISSIONS ARE PREDICTED BY A FUNCTION OF COAL PREPERTIES SUCH AS FUEL RATIO AND FUEL NITROGEN CONTENTS. (2)UNBURNED CARBON CONCENTRATIONS ARE PREDICTED BY A FUNCTION OF COAL PROPERTIES SUCH AS FUEL RATIO AND ASH CONTENTS. THESE FUNCTIONS WILL BE PRESENTED.

報告書年度

1987

発行年月

1987/11/01

報告者

担当氏名所属

中田 俊彦

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

佐藤 幹夫

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

牧野 尚夫

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

二宮 徹

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

キーワード

和文英文
微粉炭燃焼 PULVERIZED CARL COMBUSTION
NOx NOX
灰中未燃分 UNBURNED CARBON
石炭性状 COAL PROPERTIES
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