電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W87027

タイトル(和文)

瞬時電圧低下改善装置の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF COMPENSATION DEVICE FOR MOMENTARY VOLTAGE DIP IN DISTRIBUTION LINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,コンピュータ関連機器や家庭用ビデオの動作特性を測定した結果と,これらの機器に対応した瞬時電圧低下対策装置の開発について述べたもので,結果の主要点は以下の通りである。(1)コンピュータ関連機器や家庭用ビデオは,0.04秒以内の停電や20%以内の電圧低下では停止しないことが判った。(2)開発装置は,バッテリーやインバータを使用せず,瞬低を変圧器のタップ切り替えによって改善する方式である。(3)これにより,小型軽量,低騒音,低損失を実現するとともに装置のコスト低減が期待できる。

概要 (英文)

THIS PAPER DESCRIBES THE RESULTS OF MEASUREMENTS OF THE OPERATING CHARACTERISTICS OF COMPUTER SYSTEMS AND VIDEO TAPE RECORDERS AND THE DEVELOPMENT OF A MOMENTARY VOLTAGE-DIP COMPENSATIONDEVICE. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS:(1)COMPUTER SYSTEMS AND VIDEO TAPE RECORDERS ARE NOT INTERRUPTED BY A POWER-OFF OF LESS THAN 0.04S ORA VOLTAGE DIP OF LESS THAN 20%. (2)THE DEVELOPED DEVICE HAS NO BATTERIES OR INVERTER SYSTEM BUT IT COMPENSATES FOR VOLTAGE DIP BY HIGH-SPEED TRANSFORMER TAP-CHANGING. (3)THIS DEVICE IS SMALL, LIGHTWEIGHT, LOW COST WITH LOW NOISE AND HIGH EFFICIENCY.

報告書年度

1987

発行年月

1988/04/01

報告者

担当氏名所属

伊藤 秀夫

横須賀研究所電力部新素材研究室

泉 邦和

横須賀研究所電力部新素材研究室

関口 輝一

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
配電線 DISTRIBUTION LINES
瞬時電圧低下 MOMENTARY VOLTAGE DIP
電圧低下対策 COUNTERMEASURE FOR VOLTAGE DIP
電圧制御 VOLTAGE CONTROL
無停電電源 UNINTERRUPTIBLE POWER SUPPLIES
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry