電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W87044

タイトル(和文)

移動床脱硫方式の開発-再生特性及び脱硫剤の粉化特性-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF MOVING-BED DESULFURIZATION METHOD -REGENERATION AND POWDERING CHARACTERISTICS OF SORBENT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,石炭ガス化複合発電用乾式脱硫の一方式である移動床脱硫方式における再生特性及び脱硫剤の粉化特性について検討し,以下のことが明らかになった。(1)再生時の消費O2モル量は,再生ガス中の人口O2濃度及び供給量O2量に影響されず,一定であり,脱硫時の人口硫化水素量(硫化率)により決定される。(2)再生反応により生成されるSO2量は,ガス流量の減少に伴い,増加する傾向を示した。(3)脱硫剤の粉化率は,7~9%程度であり,ロータリーフィーダーの運用速度には影響されなかった。

概要 (英文)

WE HAVE DEVELOPED MOVING-BED DESULFURIZATIONTECHNOLOGY FOR HOT-GAS DESULFURIZATION IN INTEGRATED COAL-GASIFICATIONCOMBINED-CYCLE(IGCC)POWER GENERATION SYSTEMS. THE REGENERABLE IRON-OXIDE SORBENT IS USED IN A DESULFURIZATION AND REGENERATION CYCLE AND IT MUST BE SUITABLY REGANERATED AFTER DESULFURIZATION. THIS PAPER DESCRIBESTHE SOREBENT REGENERATION AND POWDERING CHARACTERISTICS BY RECYCLING. (1)THE AMOUNT OF O2(MOLES)CONSUMED AT REGENERATION IS CONSTANT FOR THE INLET O2 CONCENTRATION AND SUPPLIED O2 VOLUME; IT IS GOVERNED BY THE AMOUNT OF HYDROGEN SULFIDE AT DESULFURIZATION. (2)THE AMOUNT OF SO2(MOLES)PRODUCED AT REGENERATION TENDS TO INCREASE WITH A DECREASE IN GAS VOLUME. (3)THE SORBENT PAWDERING RATE IS ABOUT 7% TO 9% WITHOUT THE EFFECT OF THE ROTARY FEEDER LOAD.

報告書年度

1987

発行年月

1988/07/01

報告者

担当氏名所属

秋吉 久士

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

中山 稔夫

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

白井 裕三

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

小林 誠

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

渡辺 正敏

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

田中 隆

横須賀研究所エネルギー部石炭ガス化研究室

キーワード

和文英文
石炭ガス化複合発電 IGCC SYSTEM
乾式クリーンアップ HOT-GAS CLEAN-UP
脱硫 DESULFURIZATION
移動床 酸化鉄 MOVING BED IRON OXIDE
硫化水素 HYDROGEN SULFIDE
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