電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88017

タイトル(和文)

巻き鉄心型アモルファス変圧器の長期性能

タイトル(英文)

LONG-TERM PERFORMANCES OF WOUND CORE TYPE AMORPHOUS METAL TRANSFORMERS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

アモルファス磁性材料を用いた巻鉄心変圧器の安定性を確かめるために約2年間実施した長期試験の結果を述べたものである。おもな結果は次のとおりである。(1)60℃換算で20年以上の運転に相当する熱ストレスを与えたあとも鉄損に大きな変化はなかった。(2)短絡試験による機械的ストレスに対しても変圧器の性能は変化なかった。(3)変圧器の設計によっては励磁電流が温度により大きな影響を受けるものがあった。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE RESULTS OF THE LONG-TERM TESTS FOR ABOUT TWO YEARS IN ORDER TO DEMONSTRATE THE MAGNETIC STABILITY OF DISTRIBUTION TRANSFORMERS WITH AMORPHOUS METAL WOUND CORE. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THE CORE LOSSES SHOWED NO SIGNIFICANT CHANGES AFTER SUBJECTED TO THE THERMAL STRESS EQUIVALENT TO MORE THAN 20 YEARS OPERATION AT 60DEGREE (2)THERE WERE NO CHANGES OF TRANSFORMERS PERFORMANCES DUE TO THE MECHANICAL STRESS BY THE SHORT-CIRCUIT TEST.(3)THE EXCITING CURRENTS OF SOME TRANSFORMERS WERE FOUND TO BE LARGELYINFLUENCED BY CORE TEMPERATURE. THIS PHENOMEMON SEEMS TO BE ATTRIBUTABLE TO THE MAGNETIC FLUX DENSITY OF THE CORE DESIGN.

報告書年度

1988

発行年月

1989/01/01

報告者

担当氏名所属

加藤 正夫

横須賀研究所電力部新素材研究室

佐藤 正彦

横須賀研究所電力部新素材研究室

深川 裕正

横須賀研究所電力部

高橋 毅

横須賀研究所電力部新素材研究室

キーワード

和文英文
アモルファス磁性材料 AMORPHOUS MAGNETIC MATERIAL
巻き鉄心型変圧器 WOUND CORE TYPE TRANSFORMERS
低損失 LOW LOSS
長期性能 LONG-TERM PERFORMANCES
配電線 DISTRIBUTION LINES
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