電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88019

タイトル(和文)

2T/D加圧二段噴流床石炭ガス化炉特性-運転研究成果および代表的炭種の試験結果-

タイトル(英文)

CHARACTERISTICS OF A 2T/D PRESSURIZED TWO STAGE ENTRAINED- BED COAL GASIFER -RESULTS OF GASIFICATION TEST-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

昭和58年より2T/D加圧二段噴流床ガス化炉を用いた試験研究を開始し,これまでにガス化炉運転技術を確立するとともに,計15炭種のガス化試験を実施した。本報告は,2T/D炉運転技術に関する研究成果ならびに代表的炭種のガス化試験結果についてとりまとめたものである。運転上の技術課題に対する設備改良を実施することによって,スラギングの低減,スラグ流動排出性およびチャー捕集効率の向上を図ることかできた。これらの改良等により高灰融点炭を含めいずれの炭種についても空気吹きによりスラグの定常排出を達成することができた。また,生成ガス発熱量,炭素転換率,冷ガス効率等のガス化性能について炭種および空気量条件等の影響を明らかにした。これらの結果から,大型炉の設計運転に役立つ多くの知見を得ることができた。

概要 (英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY USING A 2T/D AIR-BLOWNPRESSURIZED TWO-STAGE ENTRAINED BED GASIFIER WAS STARTED IN 1983. VARIOUS TESTS HAVE BEEN CONDUCTED ON 15 BITUMINOUS COALS COMMONIN IN JAPAN.THE TOTAL GASIFICATION TIME IS 1320 HOURS (TO SEPTEMBER 1988) THIS REPORT PRESENTS THE RESULTS OF THE OPERATIONAL STUDY AND EXPERIMENTAL TESTRESULTS FOR SEVERAL COALS. MANY IN PROVEMENTS HAVE BEEN MADE TO THE 2T/D COAL GASIFIER. AS A RESULT,THE SLAGGING PROBLEM AT THE OUTLET OF THEGASIFIER HAS BEEN SOLVED AND A STEADY DISCHARGE OF MOLTEN SLAG UNDER AIR-BLOWN CON DITIONS HAS ALSO ACHIEVED FOR HIGH-ASH-MELTING COALS OVER 1500 . IT IS CLEAR THAT THE HHV OF PRODUCED GAS,THE CARBON CONVEDRSION EFFICIENCY AND THE COLD GAS EFFICIENCY ARE HIGHLY DEPENDENT ON THE GASIFIER AIR RATIO AND ON THE TYPE OF COAL.

報告書年度

1988

発行年月

1989/02/01

報告者

担当氏名所属

犬丸 淳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

原 三郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

芦澤 正美

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

小林 雄一

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

浜松 照秀

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

石川 浩

横須賀研究所エネルギー部

キーワード

和文英文
石炭ガス化炉 COAL GASIFIER
運転技術 OPERATION TECHNOLOGY
生成ガス発熱量 CALORIFIC VALUE OF PRODUCT GAS
炭素転換率 CARBON CONVERSION EFFICIENCY
冷ガス効率 COLD GAS EFFICIENCY
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