電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W89015

タイトル(和文)

電中研式高性能ヒートホンプの開発-業務用集中式システムのエネルギー効率と経済性評価-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF ADVANCED HEAT PUMP FOR COMMERCIAL USE -PERFORMANCE AND ECONOMIC EVALUATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所では,従来ヒートポンプの弱点であった給湯分野における抜本的な高性能化を可能にした電中研式ヒートポンプ(冷暖房給湯用)の開発を進めている。本報告は,当所の方式を中規模ホテルに適用した場合の省エネルギー性,経済性について評価したものであり以下り結果が得られた。(1)当所提案システムは,従来システムと比べて,1次エネルギー換算の効率が飛躍的高く,極めて省エネルギーなシステムであることが明らかになった。(2)従来システムに対して,設備コストは高いがエネルギーコストが安価なため,設備コストの差は,エネルギーコストの差により,5~7年で償却でき,経済性において従来システムと競合できることが明らかになった。

概要 (英文)

CRIEPI HAS BEEN DEVELOPING A HIGLHY-EFFCIENT HEAT PUMP FOR COLLING AND HEATING ROOMS AND SUPPLYING HOT WATER . WE EVALUATED THE ENERGY AND ECONOMIC EFFICIENCIES OF THE PROPOSED SYSTEM WHEN IT WAS APPLIED TO A HOTEL WITH ABOUT 300 ROOMS. THE FOLLOWING RESULTS WERE OBTAINED. (1)THE PROPOSED SYSTEM HAS A MUCH HIGHER ENERGY EFFICIENCY (PRIMARY ENERGY CONSUMPTION BASE) THAN CONVENTIONAL SYSTEMS. IT IS EVIDENT THAT THE PROPOSED SYSTEM IS A HIGHLY-ENERGY-CONSERVATIVE SYSTEM. (2)THE INSTALLATION COST OF THE PROPOSED SYSTEM IS MUCH HIGHER THANFOR CONVENTIONAL SYSTEMS BUT THE ENERGY COST IS LOWER. THE HIGHER,INSTALLATION COST IS RECOVERED IN 5 7 YEARS. IT IS EVIDENT THAT THE PROPOSED SYSTEM CAN COMPETE ECONOMICALLY WITH CONVESTIONAL SYSTEMS.

報告書年度

1989

発行年月

1989/10/01

報告者

担当氏名所属

齋川 路之

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

岩坪 哲四郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

浜松 照秀

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

長谷川 浩巳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

キーワード

和文英文
ヒートポンプ HEAT PUMP
業務用 COMMERCIAL USE
冷暖房 SPACE COOLING AND HEATING
給湯 HOT-JAP WATER SUPPLY
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