電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W91023

タイトル(和文)

固体電解質型燃料電池の基礎研究-第10報ランタンクロマイトとジルコニア電解質の反応性

タイトル(英文)

SOLID OXIDE FUEL CELLS REACTION BETWEEN LANTHANUM CHROMITES AND YTTRIA STABILIZED ZIRCONIA

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

固体電解質型燃料電池を実用化するための大きな材料面の技術課題は,高性能電池の作製法の開発と,1000度の高温下における電池材料の電気的特性の維持である。本報告では,電池性能に悪影響を及ぼす電池材料同士の反応を防ぐため,イットリア安定化ジルコニア電解質と実用上問題となる反応を起こさないセパレータ材料(ランタンクロマイト)の組成を明らかにした。また,その反応機構も検討した。

概要 (英文)

MANY INVESTIGATIONS HAVE BEEN MADE INTO USING LANTHANUM CHROMITE PERVSKITES FOR SEPARATOR AND INTERCONNECTOR MATERIALS OF SOLID-OXIDE FUEL CELLS(SOFC)BECAUSE THESE COMPOUNDS HAVE GOOD ELECTRICAL CONDUCTIVITY AND EXCELLENT STABILITY AGAINST OXIDIZING AND REDUCING ATOMOSPHERES. IF THESE CELL COMPONENTS ARE ATTACHED TO YTTRIA-STABILIZED ZIRCONIA(YSZ)ELECTROLYTE,THE REACTION BETWEEN LANTHANUM CHROMITES AND YSZ IS IMPORTANT. WE INVESTIGATED THESE REACTIONS AND FOUND THATTHE REACTANT BETWEEN YSZ AND LA1-XSRXCRO3 WITH HEAVY SR DOPING(X>0.28)AFTER HEATING AT 1000 DEGREE IN AIR WAS SRZRO3. IN A LA(CR1-XMGX)O3 SYSTEM(X>=0.15)LA2ZR2O7 WAS OBSERVED EVEN AFTER HEATING AT 1300 DEGREE FOR300H. LA1-XCAXCRO3(O

報告書年度

1991

発行年月

1992/02/01

報告者

担当氏名所属

森 昌史

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

伊藤 響

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

阿部 俊夫

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

山本 浩

三重大学

キーワード

和文英文
燃料電池 FUEL CELL
団体電解質 SOLID-OXIDE ELECTROLYTE
反応性 REACTION
ランタンクロマイト LANTHANUM CHROMITE
安定化ジルコニア STABILIZED ZIRCONIA
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