電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W91036

タイトル(和文)

石炭ガス化炉のインゼクタ方式による新型チャー回収技術の開発-国内T炭による試験結果と安定運転時の各部状態量の把握-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF NEW CHAR-RECYCLE TECHNOLOGY FOR COAL GASIFIER INVECTOR SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当研究所の開発した二段噴流床方式ガス化炉の実用化を推進するためには,プラントの低コスト化,高信頼度化を図ることが重要である。そこで,バルブ等の構成機器が少なく,運転操作が簡便なインゼクタ方式チャー回収装置の開発を行っている。本報告は,2T/日石炭ガス化炉により得られた,インゼクタ方式の基本的な性能について取りまとめたものである。国内T炭によるガス化試験の結果,本方式によるチャー回収効率を確認し,十分なチャー回収・供給性能を有していることを明らかにした。また,回収性能に及ぼす諸因子の影響を把握し,安定した運転を行うための関視項目を示した。

概要 (英文)

IT IS IMPORTANT TO REDUCE COSTS AND IMPROVE RELIABILITY TO COMMERCIALIZE THE ENTRAINED-FLOW COAL GASIFIER.WE HAVE BEEN DEVELOPING NEW CHAR-RECYCLE TECHNOLOGY USING AN INJECTOR SYSTEM WHICH IS SIMPLER AND EASIER TO OPERATE THAN THE LOCK HOPPER SYSTEM. THIS REPORT PRESENTS THE BASIC PERFORMANCE OF THIS INJECTOR SYSTEM. THE CHAR RECYCLE EFFICIENCY WAS FOUND BY USING GASIFICATION TESTS WITH JAPANESE T COAL AND A 2T/DAY COAL GASIFIER. THE SYSTEM HAS SUFFICIENT PERFORMANCE FOR JAPANESE T COAL. IN ADDITION THE EFFECTS OF SOME FACTORS ON THE CHAR RECYCLE EFFICIENCY WERE CLARIFIED.

報告書年度

1991

発行年月

1992/05/01

報告者

担当氏名所属

原 三郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

芦澤 正美

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

市川 和芳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

三巻 利夫

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

犬丸 淳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

キーワード

和文英文
石炭ガス化 COAL GASIFICATION
二段噴流床 TWO-STAGE ENTRAINED FLOW
チャー回収 CHAR RECYCLE
インゼクタ方式 INJECTOR SYSTEM
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