電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W92022

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その2)-可燃物の熱分解ガス生成特性-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE (PART 2) -PYROLYSIS PROPERTIES OF NON-CONTAMINATED COMBUSTIBLE WASTE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

可燃性模擬試料をプラズマ溶融する時に発生する排ガス性状と炉内雰囲気の関係を調べることにより,可燃物が混入する低レベル放射性雑固体廃棄物をプラズマ溶融する時の排ガス処理手法を検討し,以下の結果を得た。(1)紙やポリエチレン等の可燃物は,プラズマにより熱分解され可燃性ガスが発生するが,その濃度は炉内温度や空気比により調整できる。(2)紙が過剰に投入された場合でも,炉内温度および空気比を一定に保つよう調整すれば,排出される可燃性ガス濃度は,ほぼ一定に保てる。(3)可燃物を理論空気量以下の条件で溶融させれば,NOxの発生量は20ppm以下と低くなることが分かった。

概要 (英文)

TO SIMULATE LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTES FROM NUCLEAR POWER PLANTS,NON-CONTAMINATED COMBUSTIBLE PRODUCTS WERE PYROLYZED IN A PLASMA FURNACE. THE PYROLYSIS GAS COMPOSITION AND EFFECT OF FURNACE ATMOSPHERE WERE INVESTIGAED. (1)PYROLYSIS GAS FROM THE PLASMA FURNACE CAN BE BEST CONSTANT BY CONTROLLING THE IN-FURNACE TEMPERATURE AND RATIO OF AIR TO FEED MATERIALS EVEN WHEN THE FEEDING RATE OF COMBUSTIBLE WASTES IS INCREASED. (2)NOX EMISSIONS ARE LESS THAN 20 PPM WHEN THEAIR RATIO IS HELD AT A LEVEL BELOW THE STOICHIOMETRIC CONDITIONS.

報告書年度

1992

発行年月

1993/06/01

報告者

担当氏名所属

安井 晋示

横須賀研究所電力部大電流研究室

天川 正士

横須賀研究所電力部大電流研究室

足立 和郎

横須賀研究所電力部大電流研究室

池田 弘一

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
プラズマ加熱 PLASMA HEATING
低レベル放射性廃棄物 LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
減容 VOLUME REDUCTION
排ガス組成 OFF-GAS COMPOSITION
熱分解ガス PYROLYSIS GAS
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