電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W92032

タイトル(和文)

石炭ガス化炉のインゼクタ方式による新型チャー回収技術の開発-第3報適応炭種拡大時のチャー回収性能及びガス化特性に関する検討-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF NEW CHAR RECYCLE TECHNOLOGY FOR COAL GASIFIER USING INJECTOR SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当研究所は、石炭ガス化炉におけるチャー(未燃炭素と灰分)回収装置の簡素化、高信頼度化を目的として、2T/日ガス化炉を用い、従来のロックホッパ方式にかわるインゼクタ方式の開発を進めている。本研究は、チャー生成量の多い高燃料比炭(燃料比がおよそ2以上のもの)2種類の海外炭についてガス化試験を行い、インゼクタ方式のチャー回収・供給性能の評価、ガス化性能に及ぼす影響把握、運転課題の抽出を行った結果について報告するものである。その結果、以下の結論を得た。(1)チャー生成量の多い高燃料比炭に対しても回収・供給運転は円滑であり、すべての試験で93%以上の高い回収効率を得ることができた。(2)インゼクタ方式を採用した結果、ロックホッパ方式に比べチャー回収性能が高くなり炭素転換率が向上した。また、生成ガス発熱量についてもロックホッパ方式と同等以上の値が得られることがわかった。(3)生成チャー

概要 (英文)

DEVELOPMENT OF NEW CHAR RECYCLE TECHNOLOGY FOR COAL GASIFIER USING INJECTOR SYSTEM 3)PERFORMANCE OF CHAR RECYCLE AND GASIFICATION USING VARIOUS COALS BY J.INUMARU, S.HARA, M.ASHIZAWA, K.ICHIKAWA AND T.MIMAKI FOR COMMERCIALIZATION, IT IS IMPORTANT TO REDUCE THE COST AND TO IMPROVE THE RELIABILITY OF ENTRAINED FLOW COAL GASIFIERS. OUR INSTITUTE HAS BEEN DEVELOPING A NEW CHAR RERCYCLE TECHNOLOGY USING AN INJECTOR SYSTEM WHICH IS SIMPLER AND EASIER TO OPERATE THAN THE LOCK HOPPER SYSTEM. THIS REPORT PRESENTS TEST RESULTS OF HTE INJECTOR SYSTEM INSTALLED IN A 2T/D PDU FOR GASIFICATION, USING COALS WITH A HIGH FUEL RATIO. THE INJECTOR SYSTEM OPERATION WAS SMOOTH WITH A HIGHER CHARCOLLECTION EFFICENCY AND GASIFICATION PERFORMANCE (HHV OF PRODUCT GAS AND CARBON CONVERSION EFFICIENCY) THAN THE LOCK HOPPER SYSTEM.

報告書年度

1992

発行年月

1993/07/01

報告者

担当氏名所属

犬丸 淳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

原 三郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

芦澤 正美

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

キーワード

和文英文
石炭ガス化 COAL GASFICATION
二段噴流床 TWO STAGE ENTRAINED FLOW
チャー回収 CHAR RECYCLING
インゼクタ方式 INJECTOR SYSTEM
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