電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W92043

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その3)-溶融固化体の諸特性-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE (PART3) -PROPERTIES OF SOLIDIFIED PRODUCTS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

プラズマ加熱により減容した低レベル放射性廃棄物の固化体の性状を明らかにするための第1段階として、50kWプラズマ炉で鉄塊を溶融した後、不燃物や可燃物を投入し、溶融固化体を得た。溶融固化体は、上層にスラグ、下層に金属の2層構造となったが、このうち特に重要なスラグ層について、比重を測定し減容比を算出した。また圧縮強さを測定し、いずれのスラグも十分な圧縮強さを有していることを明らかにした。更に溶出試験を行い、母材(鉄、シリコン、カルシウム)の溶出を調べたところ、ガラス廃棄物と程度の溶出率であった。

概要 (英文)

AS A FIRST STEP IN STUDYING VARIOUS TYPES OFPLASMA-MELTED LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE (LLW), SPECIFIC GRAVITY AND BREAKDOWN STRESS OF SOLIDIFIED SLUGS MADE BY PLASMA HEATING WERE MEASURED.THE CHARGE MATERIALS WERE PAPER+POLYETHYLENE SEAT, ROCKWOOL, AND GLASSWOOL. THESE MATERIALS WERE THROWN AFTER MELTING IRON BLOCKS. THE VOLUME REDUCTION AND THE SLUGS HAD TWICE THE DURABILITY OF CEMENT-SOLIDIFIED PRODUCTS. LEACHING OF SLUGS WAS ALSO INVESTIGATED. THE LEACHING WAS LOW FOR SI, CA, AND FE THE MAIN COMPONENTS OF THE SLUGS.

報告書年度

1992

発行年月

1993/07/01

報告者

担当氏名所属

足立 和郎

横須賀研究所電力部大電流研究室

天川 正士

横須賀研究所電力部大電流研究室

安井 晋示

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
プラズマ加熱 PLASMA HEATING
低レベル放射性廃棄物 LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
減容 VOLUME REDUCTION
固化体 SOLIDIFIED PRODUCT
減容比 VOLUME REDUCTION FACTOR
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