電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W93015

タイトル(和文)

微粉炭用新型低NOxバーナのスケールアップ検討(その1)-バーナ複数化時のNOx・灰中未燃分同時低減効果-

タイトル(英文)

SCALE-UP EFFECTS OF NEW LOW-NOX BURNER FOR PULVERIZED COAL COMBUSTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告では,石川島播磨重工(IHI)と共同で開発した新型バーナを複数化した場合のNOx・灰中未燃分同時低減効果を,燃焼量1.5t/hの大型試験炉を用いて検討した。(1)新型低NOxバーナ使用時のNOx・灰中未燃分発生量は,大型炉で複数化した場合でも,小型炉と同様,従来型低NOxバーナであるDFバーナよりも低くなった。(2)DFバーナに対して,新型バーナ使用による低減効果を同一NOx濃度条件では灰中未燃分濃度で比較すると,新型バーナの低減効果は,大型炉において複数バーナを用いても小型炉とほぼ同様に示されることがわかった。(3)大型炉と小型炉の火炉容量の差異を同一NOx濃度条件の灰中未燃分濃度で比較すると,バーナ形式によらず,大型炉は小型炉の約2/3程度の排出量になることが明らかになった。

概要 (英文)

THIS REPORT INVESTIGATED,BOTH NOX AND IGNITION-LOSS REDUCTION EFFECTS OF A NEW BURNER CO-DEVELOPED WITH ISHIKAWAJIMA-HARIMA HEAVY INDUSTRIES CO.,LTD. USING A LARGE COMBUSTION-TEST FURNACE. (1)THE CONCENTRATIONS OF NOX AND UNBRUNED CARBON IN FLY ASH USING THE NEW BURNER ARE LOWER THAN THOSE USING THE CONVENTIONAL DF BURNER. (2)THE REDUCTION IN UNBURNED CARBON IN FLY ASH FOR THE NEW BURNER IN THE LARGE TEST FURNACE COMPARED WITH THE DF BURNER AT THE SAME NOX EMISSION,IS THE SAME AS IN THE SMALL TEST FURNACE. (3)THE UNBURNED CARBON IN FLYASH FOR THE LARGE TEST FURNACE AT THE SAME NOX EMISSION IS ABOUT 66% OF THE CONCENTRATION OF THE SMALL ONE FOR BOTH BURNERS.

報告書年度

1993

発行年月

1994/05/01

報告者

担当氏名所属

木本 政義

横須賀研究所エネルギー化学部燃料化学グループ

牧野 尚夫

横須賀研究所エネルギー化学部燃料化学グループ

辻 博文

横須賀研究所エネルギー化学部燃料化学グループ

宮前 茂広

石川島播磨重工業(株)(IHI)

遠藤 喜彦

石川島播磨重工業(株)(IHI)

キーワード

和文英文
微粉炭燃焼 PULVERIZED COAL COMBUSTION
低NOx燃焼 LOW NOX COMBUSTION
低NOxバーナ LOW NOX BURNER
スケールアップ SCALE UP
マルチバーナ MULTIBURNER
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