電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W94021

タイトル(和文)

多孔質高温水素分離膜の研究動向と今後の方向性について

タイトル(英文)

CURRENT STATUS AND FUTURE PROSPECTS FOR H2-PERMSELECTIVE MEMBRANES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年,大きな社会問題となっている二酸化炭素による地球温暖化現象を背景に,二酸化炭素回収型火力発電システム等への適用を想定した,高温下で使用可能な気体分離膜について,最近の研究動向を調査するとともに,今後の分離膜開発の指針を明らかにした。無機分離膜の実用化のためには,表面欠陥の無い,分子ふるいオーダーの微細孔を持つ膜の製造法を確立することが重要であり,そのためには修飾膜の合成が可能なゾル-ゲル法を用い,膜構造の多層化を図るとともに分離作用膜の高機能化を検討する必要がある。

概要 (英文)

THIS PAPER DESCRIBES THE CURRENT STATUS AND FUTURE PROSPECTS FOR HIGH-TEMPERATURE-GAS PERMSELECTIVE MEMBRANES TO RECOVER CO2 FROM THERMAL POWER GENERATION SYSTEMS. TO DEVELOP INORGANIC SEPARATION MEMBRANES,IT IS IMPORTANT TO ESTABLISH A METHOD OF SYNTHESIZING DEFECT-FREE MEMBRANES. THE SOL-GEL PROCESS SUITABLE,BECAUSE IT CAN MODIFY THE MEMBRANE SURFACE. THUS,IT IS NECESSARY TO IMPROVE MICROPOROUSMEMBRANES TO PRODUCE MULTILAYER MEMBRANES AND ATTACH FUNCTIONS TO THE SEPARATIVE LAYER.

報告書年度

1994

発行年月

1995/04/01

報告者

担当氏名所属

安田 陽子

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

伊崎 慶之

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

森塚 秀人

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
無機多孔質膜 POROUS CERAMIC MEMBRANE
膜分離 MEMBRANE SEPARATION
水素透過性 HYDROGEN PERMSELECTIVITY
ゾル-ゲル法 SOL-GEL METHOD
CVD法 CVD METHOD
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