電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W94030

タイトル(和文)

地域エネルギー供給システム設計・評価手法の検討-負荷の日間変動を考慮したエクセルギーバランスによる手法の提案と評価-

タイトル(英文)

PLANNING AND EVALUATION OF HIGH-EFFICIENCY DISTRICT ENERGY SUPPLY SYSTEM -PROPOSAL FOR NEW METHOD-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地域エネルギー供給システムは,供給対象地域の電気,冷房,暖房,給湯,蒸気という質が異なり,かつ,時々刻々変化する負荷に対して,同時に,かつ,それぞれに対して過不足なくエネルギーを供給する必要がある。このため,省エネルギー性の高い地域エネルギー供給システムの設計・評価は難しい。そこで,年間8760時間の時々刻々で検討し,かつ燃料から負荷まで一貫してエクセルギーで捉える新しい設計・評価手法を提案する。これにより年間を通して省エネルギー性の高い,1.熱源機器の組み合わせ,2.運転方法,3.排熱利用方法などの検討が可能となる。今後は,プログラム開発を進め,分散型電源を主体としたケーススタディを行う。

概要 (英文)

DISTRICT ENERGY SUPPLY SYSTEMS MUST MEET VARIOUS DEMANDS SUCH AS ELECTRIC POWER,COOLING,HEATING,HOT WATER,AND STEAM. THESE DEMANDS ARE QUALITATIVELY DIFFERENT,AND INCREASE AND DECREASE EACH HOUR. CONSEQUENTLY,IT IS DIFFICULT TO PLAN AND EVALUATE SYSTEMS WITH HIGH-PERFORMANCE ENERGY CONSERVATION. THIS REPORT PROPOSES,A NEW PLANNING AND EVALUATION METHOD. THE METHOD HAS TWO MAIN CHARACTERISTICS: ANALYZING SYSTEMS USING ENERGY BALANCE FROM INPUT FUEL THROUGH TO DEMAND,AND CALCULATION EACH HOUR THROUGH 1 YEAR (8760 HOURS). BY USING THIS METHOD,WE CAN EXAMINE HOW TO: (1)COMBINE VARIOUS TYPES OF HEAT-SOURCE EQUIPMENT, (2)OPERATE THE SYSTEMS,AND (3)USE WASTE-HEAT, FOR HIGH ENERGY CONSERVATION THROUGH THE YEAR. SOME CASE STUDIES FOR DISTRICT ENERGY SUPPLY SYSTEMS WITH COMBINED HEAT AND POWER STATIONS WILL BE CARRIED OUT IN FUTURE.

報告書年度

1994

発行年月

1995/07/01

報告者

担当氏名所属

橋本 克巳

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

齋川 路之

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

長谷川 浩巳

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

三巻 利夫

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
地域エネルギー供給システム DISTRICT ENERGY SUPPLY SYSTEM
エネルギーバランス ENERGY BALANCE
エクセルギーバランス EXERGY BALANCE
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