電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W95005

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その7)-空気雰囲気で作製した溶融同化体のモルタル平衡水中での浸出率-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE(PART 7)-LEACHING IN MORTAR WASTER FROM SOLIDIFIED PRODUCTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

非放射性の低レベル放射性雑固体廃棄物の試料を空気雰囲気で溶融し溶融体を作製した。模擬核種を含む溶融体のスラグ層と金属層について,脱イオン水と処分環境を模擬したモルタル平衡水を用いて,静的浸出試験を実施した。その結果,スラグ層の浸出率は,10**-7g・cm**-2・day未満,金属層の浸出率は,10**-4g・cm**-2・day未満であり,プラズマ溶融法で作製した溶融体は,優れた核種閉じ込め性を有することを明らかにした。

概要 (英文)

NON-RADIOACTIVE MATERIALS SIMULATING LOW-LEVEL MISCELLANEOUS SOLID WASTES WERE MELTED BY PLASMA HEATING IN AIR. THESTATIC LEACHING BEHAVIOR OF THE METALLIC LAYER AND THE SLAG LAYER CONTAINING COLD TRACERS WAS STUDIED. SAMPLES WERE EXPOSED TO TWO LEACHANTS INCLUDING DEIONIZED WATER AND WATER AFTER CONCRETE IMMERSION. THE RESULTS SHOW THAT THE LEACHING RATES OF COLD TRACERS FROM THE SLAG LAYER AREBELOW 10**-7G・CM**-2・DAY; THOSE FROM THE METALLIC LAYER ARE BELOW 10**-4G・CM**-2・DAY. SOLIDIFIED PRODUCTS HAVE EXCELLENT PROPERTIES FOR STABILIZING RADIONUCLIDES.

報告書年度

1995

発行年月

1995/12/01

報告者

担当氏名所属

天川 正士

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

足立 和郎

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

安井 晋示

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

キーワード

和文英文
プラズマ加熱 PLASMA HEATING
低レベル放射性廃棄物 LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
浸出特性 LEACHING
溶融 MELTING
静的浸出試験 STATIC LEACHING TEST
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry