電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W95024

タイトル(和文)

ガスタービン高温場を対象とした伝熱流動数値解析-第1報燃焼器とタービン翼における数値解析技術の現状と課題-

タイトル(英文)

NUMERICAL ANALYSIS OF MASS AND HEAT TRANSFEROF GAS TURBINE-NUMERICAL ANALYSIS FOR COMBUSTOR AND TURBINE BLADE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ガスタービン温度部品の保修時期に対する合理的判断基準が求められており,高温部品の余寿命評価法の確立が期待されている。そのためには,高温部品をとりまく環境の把握が不可欠となっているが,実機環境の実測は困難である。一方で,計算機能力およびCFD技術の進歩により,数値解析によるアプローチが有効な手段となりつつある。そこで,ガスタービン環境の解析技術の現状と課題を明らかにする目的で,調査を実施した。その結果,以下のことが明らかとなった。・現状では,燃焼器,タービン翼とも,定量評価まで行える高精度の解析は困難である。・燃焼器に関する解析においては,旋回流を考慮できるモデルの採用,あるいは乱流予混合燃焼解析に適したモデルの採用により,解析精度の向上が期待できる。・タービン翼の損傷原因を推定するには,セグメント一体としての応力を考慮する必要があり,シュラウド部を含めた3次元解析が必要である。

概要 (英文)

WE REQUIRE A REASONABLE EVALUATION METHOD WHEN REPAIRING HOT PARTS OF GAS TURBINES AND A METHOD FOR ESTIMATING THE REMAINING LIFE OF HOT PARTS NEEDED.THIS MEANS THAT THE ENVIRONMENT AROUND HOT PARTS MUST BE EVALUATED,BUT IT IS HARD TO MEASURE.HOWEVER,NUMERICAL ANALYSIS USING CFD TECHNOLOGY IS AN EFFECTIVE METHOD. TO ANALYZE THE FLOW AND TEMPERATURE DISTRIBUTION IN A GAS TURBINE USING CFD,WE RESEARCHED MODELS FOR SIMULATING TURBULENCE,RADIATION,AND COMBUSTION,AS WELLAS NUMERICAL METHODS FOR ANALYZING GAS TURBINE COMBUSTORS AND BLADES.

報告書年度

1995

発行年月

1996/05/01

報告者

担当氏名所属

渡辺 和徳

横須賀研究所発電システム部燃焼グループ

大高 円

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

キーワード

和文英文
ガスタービン GAS TURBINE
燃焼器 COMBUSTER
タービン翼 TURBINE BLADE
数値解析 NUMERICAL ANALYSIS
数値計算力学 CFD
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