電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W95038

タイトル(和文)

微粉炭からの超微粒子生成と保護コロイドによるCWM製造

タイトル(英文)

PRODUCING COAL-WATER MIXTURES USING FINE PULVERIZED COAL GENERATION AND PROTECTIVE COLLOID.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

CWMの構造コストの低減のためには,粉砕動力原単位の小さな乾式粉砕を採用すべきと考え,乾式製造法の開発を推進してきた。しかし,流動性の良いCWMを得るためには,極く細かい粒子(超微粒子)を数多く含む粒径分布が必要であり,これを少ない動力で得る技術,さらに界面活性剤コストを下げるため使用量の削減技術の開発が望まれている。このことから,CWM製造コストの削減のため,次の技術開発を行った。(1)CWMに必要な粒径分布を得るため,角張っている微粉炭の角を取って,超微粒子を生成させる技術(2)コスト高要因となっている界面活性剤の使用量を削減するために,保護コロイドを利用する技術この2つの技術によって,流動性の良好なCWMが容易に製造できることを,実験によって確認した。

概要 (英文)

THE FOLLOWING TECHNIQUE WERE DEVELOPED TO REDUCE THE COSTS OF PRODUCING COAL-WATER MIXTURES:. (1)REMOVAL OF SHARP PROJECTIONS FROM MULTI-CORNERED PULVERIZED COAL AND PRODUCING ULTRA-FINECOAL PARTICLES TO ATTAIN PARTICLE SIZE DISTRIBUTION REQUIRED FOR COAL-WATER MIXTURE. (2)USING PROTECTIVE COLLOID TO REDUCE CONSUMPTION OF EXPENSIVE SURFACE-ACTIVE AGENTS. EXPERIMENTS CANFIRMED THAT COAL-WATER MIXTURES WITH HIGH FLUIDITY CAN BE PRODUCED USING THE ABOVE TECHNIQUES.

報告書年度

1995

発行年月

1996/06/01

報告者

担当氏名所属

小野 哲夫

横須賀研究所エネルギー化学部燃料化学グループ

キーワード

和文英文
CWM COAL-WATER MIXTURES(CWM)
CWM乾式製造 CWM
微粉炭の微粒子化 COAL
保護コロイド PROTECTIVE COLLOID(SUPERFINE)
界面活性剤 SURFACE ACTIVE AGENT
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry