電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W96018

タイトル(和文)

都市のエネルギー需給分析と省エネ都市の省エネ・負荷平準化効果の評価-環境共生・省エネルギーを目指した60万人新都市についての検討-

タイトル(英文)

ANALYSIS OF ENERGY DEMAND-SUPPLY OF CITY ANDEVALUATION OF ENERGY CONSERVATION AND PEAK SUPPRESSION OF ENVIRONMENTAL SYMBIOSIS CITY-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

都市における電力需要の増加ならびに電力ピーク問題へ対応するために,都市のエネルギー需給構造を分析する手法を開発し,従来都市と省エネ都市について比較を行った。都市のエネルギー分析で着目すべき点,およびこれまでの分析手法の問題点を明らかにして,それらに対応したエネルギー需給フローチャートと新しい指標「エネルギー・サステイナブル率」を提案した。また,都市のエネルギー需給構造を,住宅・ビルごとの個別機器で対応する地区と,地域エネルギー供給などの集中式エネルギーシステムで対応する地区のそれぞれについて日間パターンも含めて分析する手法を開発した。さらに,開発した分析手法により,人口60万人の新規開発都市を対象に,従来都市と省エネ都市を比較評価し,各種省エネ技術によるエネルギー消費の削減・負荷平準化効果を明らかにするとともに,本分析手法および評価指標の有効性を確認した。

概要 (英文)

THIS STUDY DEVELOPED A METHOD FOR ANALYZING ENERGY FLOW IN A CITY AND EVALUATING THE NEW CITY CONCEPT OF ENVIRONMENTAL SYMBIOSIS AND ENERGY CONSERVATION. (1)WE PROPOSED A NEW ENERGY FLOWCHART TO SHOW MANY IMPORTANT ISSUES CONCERNING CITY ENERGY PROBLEMS, AND A NEW ENERGY RATIO OF ENERGY SUSTAINABILITY INDEX WHICH IS EXTENDED FROM THE RATIO OF ENERGY CONSERVATION . (2)WE DEVELOPED A NEW METHODFOR ANALYZING ENERGY DEMAND AND SUPPLY STRUCTURE IN THE CITY BASED ON THE ABOVE-MENTIONED ISSUES. (3)WE CONFIRMED THE VALIDITY OF THE ENERGY ANALYSIS METHOD BY EVALUATING THE NEW CITY. TOTAL ENERGY CONSUMPTION INTHE NEW MODEL CITY WAS REDUCED TO 70% OF THE CONVENTIONAL CITY BY DEMAND-SIDE ENERGY CONSERVATION, ADVANCED DISTRIBUTED POWER PLANTS, AND UTILIZATION OF RENEWABLE ENERGY.

報告書年度

1996

発行年月

1997/06/01

報告者

担当氏名所属

岩坪 哲四郎

横須賀研究所プラント熱工学部

橋本 克巳

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
省エネ ENERGY CONSERRATION
負荷平準化 LOAD LEVELING
都市 CITY
環境共生 ENVIRONMENTAL SYMBBIOSIS
持続可能性 SUSTAINABILITY
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