電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W98010

タイトル(和文)

TRU廃棄物のプラズマ溶融時における核種挙動

タイトル(英文)

Migration behavior of radionuclides during plasma melting of TRU wastes

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

元素の飽和蒸気圧などの熱力学特性から、アークプラズマ加熱を用いてTRU廃棄物を溶融した時のTRU核種の挙動を模擬する元素を、TRU核種と化学的性質の似ているランタノイド元素から選定した。融点の高いジルカロイ廃材、または、不燃性廃棄物や金属廃棄物を模擬した飛灰と炭素鋼と共に、選んだ模擬元素を溶融した。いずれの溶融試料の場合でも、模擬核種はダストへ移行しにくいことが明らかになった。核種挙動の観点から、アークプラズマ加熱をTRU廃棄物の溶融処理へ適用できると考えられる。

概要 (英文)

According to thermodynamic properties such as saturated vapor pressure of lanthanide elements and transuranic elements, surrogate elements are selected to simulate migration behavior of TRU elements during thermal plasma melting of TRU wastes. These elements are simultaneously melted by thermal plasma heating with zircaly, which is a major component of spent fuel cell, or fly ash and carbon steel, which simulate incombustible and metallic wastes. The surrogate elements have a tendency not to migrate into dust. Therefore, arc plasma heating can be applied to melting treatment of TRU wastes from the viewpoint of the migration behavior of radionuclides.

報告書年度

1998

発行年月

1999/03

報告者

担当氏名所属

天川 正士

横須賀研究所電力部

足立 和郎

横須賀研究所電力部

安井 晋示

横須賀研究所電力部

古川 静枝

横須賀研究所電力部

キーワード

和文英文
TRU廃棄物 TRU waste
アークプラズマ加熱 arc plasma heating
減容 volume reduction
溶融 melting
核種挙動 migration behavior of radionuclide
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