報告書番号

W99016

タイトル（和文）

放射光施設(SPring-8)を利用したペロブスカイト型酸化物の局所構造解明 -ランタンマンガナイト(La1-xAx)MnO3 (A=Ca, Sr; 0≦x≦0.5)の結晶構造と特性評価(I)-

タイトル（英文）

Preparation, Properties and Crystal Structure of Lanthanum Manganite (La1-x,Ax)MnO3 (A=Ca, Sr, 0≦x≦0.5)

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

ランタンマンガナイトを含むペロブスカイト型酸化物は、固体電解質型燃料電池(SOFC)、各種触媒、電子材料等の機能性材料分野において研究開発が盛んに行われている。低温域の電磁気的挙動に関しては電子材料分野において様々な研究がなされているが、高温域での機能性を理解する上で、重要となる結晶構造や電子状態に関する系統的な研究はほとんどなされていない。系統的に組成を制御したランタンマンガナイト試料を調製して、電子状態に影響を及ぼす酸素不定比量 ランタンマンガナイトの酸素量は、LaMnO3+δで示す様に酸素の含有組成(3+δ)が化学量論量からずれており、この影響で電磁気特性、熱膨張挙動等が変化すると言われている。の定量、高温ガス雰囲気条件での基礎となる結晶構造モデルの検討と、室温でのＸ線構造解析ならびに放射光を利用した局所構造解析を実施した結果を報告する。

概要 （英文）

Substituted perovskite-type oxides have been attempted widely to utilize as an electrode material in solid fuel cell applications, combustion catalysts for hydrocarbon oxidation reactions, etc. In this study, we prepared (La1-xAx)MnO3 (A=Ca and Sr; 0

報告者

キーワード