電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y11024

タイトル(和文)

福島第一原子力発電所事故が提起した我が国原子力損害賠償制度の課題とその克服に向けた制度改革の方向性

タイトル(英文)

Some Agenda of Japanese Nuclear Third Party Liability System arising from Fukushima Daiichi Nuclear Disaster and Proposal for the System Reformation

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

福島第一原子力発電所事故の損害賠償処理は,JCO臨界事故時とは全く異なる法制上の課題を提起した。法の要請により,現在,原賠法の抜本見直しを含む,原子力損害賠償制度改革に向けた議論が行われている。本報告書は,文献調査等により,JCO臨界事故時と比較した福島事故の賠償処理の特色から,それが提起する法制上の課題を明らかにし,制度要因を分析した。そして,分析結果を踏まえ,課題を克服する原子力損害賠償制度改革の方向性を,具体的制度選択肢とともに示した。

概要 (英文)

Taking into account the impact of damage owing to the Fukushima Daiichi Nuclear Disaster, the argument of review on Japanese
nuclear third party liability system is carried out. As the Fukushima Disaster raised serious legal problems on Japanese nuclear third party liability system that the JCO critical accident did not present, fundamental reformation of the system may be carried out. This paper clarified and analyzed legal problems that Fukushima Disaster raised. In addition, in order to alleviate the problems, this paper showed two options to reform the nuclear compensation system.

報告書年度

2011

発行年月

2012/03

報告者

担当氏名所属

田邉 朋行

社会経済研究所 エネルギー技術政策領域

丸山 真弘

社会経済研究所 電気事業経営領域

キーワード

和文英文
福島第一原子力発電所事故 Fukushima Daiichi Nuclear Disaster
原賠法 The Law on Compensation for Nuclear Damage
原子力損害賠償支援機構法 The Law on Nuclear Damage Liability Facilitation Fund
原子力災害 Nuclear Disaster
原子力損害賠償責任 Nuclear Third Party Liability
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