電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y88022

タイトル(和文)

地域振興の要件と発展段階-知識整理支援システムによる主要事例の詳細分析-

タイトル(英文)

A STUDY OF STRUCTUAL ELEMENTS FOR REGIONAL DEVELOPMENT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地域振興の事例(池田町・大山町・湯布院町)に関するデータをもとに,地域振興の構成要素を整理した結果,(1)「地域振興の目標」として「体力ある地域づくり」を重視している,(2)「基本的な考え方」では「住民本位で進める」を重視している,(3)「関係者や住民の反対・無視」が最大のネックとなっていた,(4)「地域振興の要件」では「リーダー・コアグループと先行的活動」「組織・体制・ルールづくり」「コンセンサスづくり」に関する行動・方策が多い,等が明らかになった。また,地域振興の過程を分析しその法則性を明らかにした。(1)地域振興は「萌芽期」「模索期」「立上がり期」「成長期」「発展期」の5つの発展段階と運動が沈滞してしまう「停滞・混迷期」という期間があること,(2)「停滞・混迷期」をバネに新たな事業や運動を興し次の段階に進んでいる,(3)萌芽期から成長期まで約15年という長い期間がかかっている,立上

概要 (英文)

TO FIND SOME KEYS TO SUCCESS IN REGIONAL DEVELOPMENT,WE ANALYZED THREE REGIONAL DEVELOPMENT EXAMPLES IN JAPAN USINGA KNOWLEDGE ACQUISITION SUPPORT SYSTEM CALLED CONSIST (CONSTRUCTION SUPPORT OF INFORMATION STRUCTURE). THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: 1.WE FOUND OUT THAT TRAINING A CORE GROUP AND GENERAKING A COMMUNITY WERE THE MOST IMPORTANT KEYS TO SUCCESS. 2.WE RECOGNIZED FIVE GROWTH STAGES INREGIONAL DEVELOMENT. THE PREPARATORY AND AFTERCARE STAGES WERE LONGER THAN THE TAKE-OFF STAGE. 3.WE CLASSIFIED 15 CONDITIONS FOR SUCCESS WHICH COULD BE ARRANGED ALONG GROWTH STAGES. 4.WE FOUND SIX OBSTACLES TO REGIONAL DEVELOPMENT. THEY CAUSED A STAGNATION/CONFUSION STAGE WHICH CONTINUED FOR MORE THAN THREE MONTHS.

報告書年度

1988

発行年月

1989/04/01

報告者

担当氏名所属

山中 芳朗

経済研究所経済部社会環境研究室

蟻生 俊夫

経済研究所経済部社会環境研究室

篠原 靖志

経済研究所情報システム部知識処理研究室

キーワード

和文英文
地域振興 REGIONAL DEVELOPMENT
知識処理 KNOWLEDGE ENGINEERING
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry