電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

A81001

タイトル(和文)

TMI原子力発電所事故に関する調査-TMI-2の復旧作業の現状-

タイトル(英文)

INVESTIGATION ON TMI NUCLEAR POWER PLANT ACCIDENT -WITH RESPECT TO RECOVERY ACTIVITIES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本文はTMI-2の事故後のプラントの現状並びに今後の除染計画等に関する調査結果である。1事故後のTMI-2の状況1)補助建屋の汚染水の除去は完了し,施設内タンクに貯蔵されている。2)格納容器内の雰囲気のパージは完了。放出Kr-85は約43000Ci。3)格納容器内立入調査は′81年2月までに6回行われ,放射線レベルの測定と除染作業の準備が行われた。2除染計画1)Met-Ed社-GPUの計画では,格納容器への立入りと除染(PHASE-1),燃料の取出しと冷却系の除染(PHASE-2)は1983年に終了予定。2)NRCはNRR内にTMIPOを設置,クリンアップ活動についての総ての計画・管理を行うこととした。3格納容器内放射性ガスの処理各種の処理方法が検討され,パージ方法が採用された。また各処理方法によるリスクの推定が行われた。

概要 (英文)

INVESTIGATIONS ON RECOVERY ACTIVITIES AFTER TMI-2 ACCIDENT MADE THE GENERAL CLEAN-UP PROGRAM AND THE PRESENT SITUATION CLEAR:I.E.(1) DRAINAGE OF CONTAMINATED WATER IN AUXILIARY BUILDING AND PURGING OF KRYPTON IN THE CONTAINMENT WERE COMPLETED.(2) IN-CONTAINMENT INVESTIGATION HAS BEEN DONE SEVERAL TIMES AND CLEAN-UP OPERATIONS ARE BEING PREPARED.(3) AS CLEAN-UP ACTIVITIES THROUGH 1983,DECONTAMINATION OF CONTAINMENT,TAKING OUT OF P.V. INTERNALS AND FAILED FUELS AND DECONTAMINATION OF RCS ARE PREPARED.(4) WHETHER TMI-2 PLANT WILL BE REUSED OR DECOMMISSIONED HAS NOT YET BEEN DECIDED.(5) THERE ARISE PROBLEMS CONCERNING FINANCE AND REGULATION.

報告書年度

1980

発行年月

1981/03/01

報告者

担当氏名所属

竹越 尹

電力中央研究所

渡辺 博信

エネルギー技術開発本部

宮岡 貞隆

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部

西島 良昌

エネルギー技術開発本部原子力発電技術開発部

堀江 康夫

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部原子炉特性研究室

松村 哲夫

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部原子炉特性研究室

キーワード

和文英文
TMI事故 TMI ACCIDENT
復旧 RECOVERY
クリーンアップ CLEAN-UP
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