財団法人 電力中央研究所

電力中央研究所 研究報告書(電力中央研究所報告)
[CRIEPI Research Report]

研究報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の研究報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。 ダウンロードの際には、当サイトの利用規約を遵守の上ご利用ください。

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研究報告書 詳細情報
[Detailed Information]

報告書番号 [Report Number]
C17005
タイトル
可搬式家庭用エアコン熱処理量推定システムの試作
[Title]
Prototype of Portable Heat Capacity Estimation Systemf or Home-Use Air Conditioner
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
背景
家庭用エアコンが処理している熱量が把握できれば,住宅断熱改修や個々の住宅に適した暖冷房改修提案等に役立つ.しかし,エアコンの風量測定が難しい等の理由で,家庭用エアコンが処理している熱量の把握は困難であった.そこで前報では,エアコンの風量測定を必要としない家庭用エアコン熱量推定モデルを構築し,同モデルによって実験住宅内の家庭用エアコン熱処理量が推定できることを確認した.実住宅で使用するためには,可搬性があり,通信障害等の不具合発生時の対応が可能なシステムの構築が必要である.

目的
可搬式家庭用エアコン熱処理量推定システムを試作し,性能を評価する.

主な成果
1.可搬式家庭用エアコン熱処理量推定システムの試作
一般住宅に設置された家庭用エアコンを対象として,表1に示す課題を解決した可搬式家庭用エアコン熱処理量推定システムを試作した(図1,2,表2).主な特徴は以下のとおりである.
●開発コストを抑制するために,汎用マイコン,センサーによりシステムを構成.
●可搬性を重視し,最も大きい室内計測ユニット部で17cm×22cm×11cmの大きさ.
●宅内での装置間通信不具合による長時間のデータ欠損防止策の実施.

2.可搬式家庭用エアコン熱処理推定システム試作機の性能評価
冷房条件下において,実験住宅室内に設置した電熱ヒーター及び白熱電球によって内部熱負荷を段階的に与え,エアコンの温度・湿度等から算出したエアコン吹込口・吹出口の空気エンタルピー差に基づく熱処理量の推定値と,本システムの熱処理量の推定値との比較を行った.その結果,本システムによる推定値は,空気エンタルピー差からの推定値と比べて,外気温35℃の場合で平均8.2%,外気温30℃の場合で平均8.6%の差であり,本システムの実用化の可能性があることを確認した.(図3)
[Abstract]
Since home-use air conditioners are chosed based on the size of a room usually, they are not always suitable for the thermal insulation performance of the houses.Therefore, there is a possibility of mismatch between the heat load in the house and the heat treatment ability of the air conditioner.This is because it is difficult to measure the performance ofthe air conditioner on site easily.Under this situation, We propose the air conditioner heat source characteristic model that can estimates heat treatment amount of air conditioner from indoor and outdoor temperature and humidity and its power consumption data. So,we develop the new air conditionars heat treatment volume estimation system for on site measurment based on the air conditioner heat source characteristic model. In this paper,we report the result of verifying the validity of our equipment based on measurement test in thermal environment test room.
報告書年度 [Report's Fiscal Year]
2017
発行年月 [Issued Year / Month]
2018/04
報告者 [Author]

担当

氏名

所属

近藤 修平

エネルギーイノベーション創発センター カスタマーサービスユニット

上野 剛

エネルギーイノベーション創発センター 需要家サービスユニット

北原博幸

トータルシステム研究所

キーワード [Keywords]
和文 英文
家庭用エアコン Room Air Conditioner
熱源特性 Heat Source Chraracteristics
住宅 Residential House
性能評価 Performance Evaluation
IoT Internet of Things
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