電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R07019

タイトル(和文)

石炭ガス化炉最適運転支援システムの開発-スラグ溶融バーナー点火時期判定指標の検討-

タイトル(英文)

Development of Optimal Gasifier Operation Supporting System -Study of Criterion Validity for Ignition Timing of Slag Melting Burner-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭ガス化炉の運転では,石炭の灰分をスラグとして炉外へ排出している.スラグが固化し排出不全になった時は,24時間監視体制の運転員が溶融バーナーを点火し,固化部分を溶かして取り除いている.しかし溶融バーナーの点火はガス化炉の効率を下げることから,経済的な運転のため,また運転員の負担軽減のため,個々人の主観によらない適切な点火時期の自動判定が必要とされている.
本報告では,溶融バーナー点火時期を,監視映像に基づき自動判定できる指標を提案し,実際の監視映像(54例)により適用可能性を確認する.

概要 (英文)

In coal gasifier plants, the ash of coal is discharged as molten slag. If the molten slag solidifies and is not discharged, plant operator who monitors 24 hours ignites a melting burner and removes solidified slag. However, the use of melting burner makes the gasifier less efficient. Therefore, objective and appropriate automatic decision of ignition timing for slag melting burner is necessary for economical operation and lightening the operator work load.
In this report, we propose a criterion for ignition timing of melting burner using monitoring videos. We evaluated our method using 54 monitoring videos, and show the applicability of automatic decision of ignition timing.

報告書年度

2007

発行年月

2008/06

報告者

担当氏名所属

村田 博士

システム技術研究所 情報システム領域

中島 慶人

システム技術研究所 情報システム領域

渡邊 裕章

エネルギー技術研究所 燃料改質工学領域

キーワード

和文英文
石炭ガス化炉 Coal Gasifier
スラグ Slag
溶融バーナー Melting Burner
動画像処理 Video Processing
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