電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R11006

タイトル(和文)

業務用厨房におけるエネルギー消費・温熱環境の詳細計測調査―電化改修前後の比較―

タイトル(英文)

Investigation about the Energy Consumption and Thermal Environment in a Commercial Kitchen -Comparison before and after Electrification-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

業務用厨房における改修工事は広く行われているが、改修工事による省エネ効果や環境改善効果について実厨房を対象に検証した事例は見当たらない。本研究では、改修工事を行った実厨房をフィールドとして改修前後の電気・ガス・水消費量、温熱環境等の長期計測を行い、エネルギー消費量、厨房内温熱環境等の実態を把握した。調査の結果、改修前に比べて回収後はCO2が7%、水消費量が20%減少しており、また調理器近傍の温度と調理器から遠方の温度を比較すると、改修前には調理時に厨房機器の燃焼による放射の影響を受けて、調理器近傍の温度が大きく上がっていたが、改修後にはその傾向は見られず、客席と厨房の境界部分との温度との差が小さくなったことが分かった。

概要 (英文)

In this research, we have carried out a measurement for a long period in which energy and water consumption and thermal environment before and after the electrification repair work in an actual commercial kitchen are measured.
The results show that the CO2 reduction is about 7% and water reduction is about 20% after electrification repair work. In case the thermal environment in the commercial kitchen in summer is compared, while the temperature near the cooking device was going up greatly before repair work at the time of cooking, the tendency was not seen after repair work.

報告書年度

2011

発行年月

2012/06

報告者

担当氏名所属

上野 剛

システム技術研究所 需要家システム領域

高橋 雅仁

社会経済研究所 エネルギー技術政策領域

田村 英寿

地球工学研究所 流体科学領域

キーワード

和文英文
業務用厨房 Commertial Kitchen
電化厨房 Electric Kitchen
エネルギー消費量 Energy Consumption
温熱環境 Thermal Environment
実測 Measurement
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry