電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T03006

タイトル(和文)

電圧・潮流面からみたウインドファーム連系方式の比較評価

タイトル(英文)

Evaluation of interconnection methods of wind-farm from the viewpoint of voltages and power flow

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

風力発電の導入は風況の良い地点に限られるため,集合的に導入されウインドファーム(WF)を形成する傾向にあり,また,単機容量も増大してきている。わが国でも,今後ウインドファームが二次系統に連系されるケースが増加していくと予想され,二次系統以下での電力品質対策,特に,電圧変動対策が課題となっている。以上の背景を踏まえ,本報告では,WFの連系系統を対象に系統条件をパラメータに,WFの代表的な二つの連系方式(交流連系,直流連系)について,電圧・潮流の制御面からみた各方式の特徴とWF導入限界量を指標にそれらの適用効果を明らかにした。

概要 (英文)

Because the introduction of wind power generation is limited to the point where wind situation is good, It tends that wind power generations are introduced in one site even in Japan as the result that it forms wind-farm (WF). From the viewpoint of electric power quality below the middle voltage system, especially, the voltage change become problems. On the above-mentioned background, this report shows that the feature and application effect of two typical interconnected schemes of WF (AC link type and AC-DC-AC link type) are clarified with system conditions and WF introduced limit in sides of voltages and power flow.

報告書年度

2003

発行年月

2003/11

報告者

担当氏名所属

宜保 直樹

狛江研究所電力システム部

高崎 昌洋

狛江研究所電力システム部

雪平 謙二

狛江研究所需要家システム部

竹中 清

狛江研究所電力システム部

佐藤 孝二

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
集合型風力発電 Wind farm
電力品質 Power quality
自励式変換器 Self-commutated converter
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