財団法人 電力中央研究所

電力中央研究所 研究報告書(電力中央研究所報告)
[CRIEPI Research Report]

研究報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の研究報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。 ダウンロードの際には、当サイトの利用規約を遵守の上ご利用ください。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

研究報告書 詳細情報
[Detailed Information]

報告書番号 [Report Number]
Y00010
タイトル
環境アセスメントのスコーピングにおける広域生態系解析・評価手法の開発 -地理情報システム(GIS)を活用したメッシュアナリシス-
[Title]
Development of ecosystem analysis and evaluation method for environmental impact assessment scoping-Mesh analysis by using geographic information systems-
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
生態系アセスメントのスコーピング手続きにおいては、発電所周辺の生態系の現況を客観的かつ定量的に把握することが重要な課題である。そのため、地理情報システム(GIS)を活用して広域生態系を解析・評価する手法を開発し、既存の火力発電所周辺地域を対象としたケーススタディにより手法の適用可能性を明らかにした。々域生態系解析・評価手法の開発従来の省議アセスでは、発電所という事業特性の観点から発電所の周囲30km圏内を調査対象としているケースが多い。そこで生態系についても同様の範囲でその概況を解析・評価する手法を開発した(図-1)。本手法は、まず地理情報システム(GIS)を利用して、地形・土壌等の地理的環境、動物・植生の生物的環境の3次メッシュデータベースを作成する。次に対象となる発電所の周囲30km圏内の地理的及び生物的環境メッシュデータを解析し、自然環境のタイプ別に類型化を行うことにより生態系の現況を把握する(自然環境地域区分図の作成)。さらに類型化された各カテゴリーに対して、生態系の評価指標として設定した動物多様性、植生自然度、地形多様性の各指数を算出し、総合的に生態系を評価する(生態系評価区分図の作成)。▲院璽好織妊による手法の検証火力発電所を対象としてケーススタディを行った。発電所周辺30km圏内の1,342メッシュを8類型化した自然環境地域区分図を作成したうえで、それぞれの類型に対して生態系評価指数を算出し、それらを基準に各類型の生態系を5段階に評価することができた(図2)。この結果は、スコーピング手続きにおいてこの生態系評価区分図を作成することにより発電所立地周辺の生態系を定量的に把握し、スコーピングに続く環境影響評価の実施段階での現地調査等の基礎資料に資することを示唆している。また、本手法は一般に入手可能な資料・データを用いて、比較的容易に生態系評価区分図を作成できることも特徴である。
[Abstract]
Ecosystem was added to the items to be considered in an environmental impact assessment of the relevant project by the Environmental Impact Assessment Law. The proponent shall prepare a scoping document concerning the environmental impact assessment. Scoping is all about environmental impact assessment design. But the contents of a scoping document is not clear. The purpose of this paper is to consider of availability of ecosystem analysis by using mesh data (third mesh:1 square kilometer) and geographic information system(GIS). The results showed that the area in which the relevant project will be implemented and its within the sphere of 30 kilometer vicinity classify into five categories based on ecosystem evaluation.
報告書年度 [Report's Fiscal Year]
2000
発行年月 [Issued Year / Month]
2001/01
報告者 [Author]

担当

氏名

所属

井内 正直

経済社会研究所

山本 公夫

経済社会研究所

キーワード [Keywords]
和文 英文
環境影響評価 Environmental Assessment
生態系 Ecosystem
スコーピング Scoping
メッシュアナリシス Mesh Analysis
発電所立地 Power plant sitting
Copyright (C)  Central Reseach Institute of Electric Power Industry. All Rights Reserved.