電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y08018

タイトル(和文)

タスクベース・リスクアセスメント手法の整備

タイトル(英文)

Development of the Task Based Risk Assessment Method

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

HFCのリスクアセスメントでは,リスクポイントは,0~625の間の数値となる。このリスクポイントの大小に応じてリスクレベルを判定する基準を,文献等の基準と比較することにより,(a)レベルⅣ(175~625;ただちに改善すべきレベル),(b)レベルⅢ(70~174;重大な問題があり,優先的に解決すべきレベル),(c)レベルⅡ(30~69;問題はあるが,改善の優先度は低いレベル),(d)レベルⅠ(0~29;許容できるレベル)と定めた。
次に,複数の作業に共通する工程については,その工程のリスク情報をひとつのまとまり(モジュール)としておき,新規の作業のリスクアセスメントを実施する際,関連するモジュールを参照しながらリスクアセスメントを実施する方策を考案した。また,作業当日に行う危険予知活動で検討したリスク情報を音声入力で電子データ化し,これをリスクアセスメントの際に利用する「かんたんリスクアセス」と名付けた装置のコンセプトを検討した。

概要 (英文)

The risk point becomes the numerical value between 0-625 in the risk assessment method of the Human Factors Research Center. In this report, the criteria to judge a level of risk according with this risk point were established by comparing with the criteria in other risk assessment methods (Level IV(175-625), level III(70-174), level II(30-69), and level I(0-29)). By surveying procedures of 12 maintenance tasks performed in distribution sector of an electric power company, it was found that there are several common work process among these procedures. So using modularized data of the risk assessment information of common work process may increase efficiency of risk assessment. And a concept of a tool named 'Easy Risk Assess' using information in KY (Kiken-Yochi) activities for risk assessment was devised.

報告書年度

2008

発行年月

2009/04

報告者

担当氏名所属

長坂 彰彦

社会経済研究所 ヒューマンファクター研究センター

キーワード

和文英文
リスクアセスメント情報 Risk Assessment Information
データベース Data Base
安全文化 Safety Culture
安全活動 Safety Activities
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry