電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y88017

タイトル(和文)

街路空間デザインと配電設備の地中化

タイトル(英文)

A DESIGN STUDY OF UNDERGROUND DISTRIBUTION FACILITIES IN URBAN STREET SPACE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

都市アメニティの関心の高まりとともに,街路空間デザインの目的や対象街路が多様化している。また配電線地中化への要請も様々な場所で強まる傾向にある。そこで本研究では,最近の街路空間デザインの特徴を把握したうえで,地中化にともなう配電設備の今後のデザイン方法を検討した。主な結果は以下のとおりである。・近年の街路空間デザインは,その目的が空間だけでなく経済活動やコミュニティの側面にも拡大しており,街路の特徴などから8つのタイプに類型できる。・地中化要請が高まるにつれ,地中化後の地上機器の設置方法やデザインの工夫が求められている。・現状で用いられている路上設置方式と当所で開発中の柱上設備方式との2種類の配電機器について,8つの街路空間デザインタイプに対応したデザイン方法をそれぞれ検討,提案した。

概要 (英文)

THIS PAPER PROPOSES A DESIGN GUIDE FOR DISTRIBUTION FACILITIES ON WALKWAYS WHEN CABLES ARE PUT UNDERGROUND. WE INVESTIGATED MANY URBAN STREET SPACE DESIGNS AND MADE VARIOUS DESIGN DRAFTSFOR THE DISTRIBUTION FACILITIES. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: ・DESIGNING STREET SPACE AIMS TO IMPROVE VISUAL AND SPATIAL ORDERLINESS AND TO DEVELOP ECONOMIC ACTIVITIES OR NEIGHBORHOOD COMMUNITIES. ・WE CLASSIFIED STREET SPACE INTO 8 TYPES BY USE,SCALE,AND DESIGN PURPOSE. FOR ANY TYPE,IT IS BECOMING MORE IMPROTANT TO WIDEN THE PEDESTRIAN SPACE,TO REPRESENT THE TOWN S IDENTITY VISUALLY,AND TO IMPROVE THE QUALITY OF DESIGN ELEMENTS. ・BECAUSE OF THE TRENDS IN STREET SPACE DESIGN,DISTRIBUTION FACILITIES MUST BE MADE SMALLER AND THE OUTER DESIGN MUST BE IMPROVED. ・WE STUDIED MANY DESIGNS FOR TWO TYPES OF DISTRIBUTION FACILITIES: PILLAR-BOX AND POLE-MOUNTED TYPES AND ARRANGED THE DESIGNS BY STREET DESIGNTYPE.

報告書年度

1988

発行年月

1989/03/01

報告者

担当氏名所属

山下 葉

経済研究所経済部社会環境研究室

山本 公夫

経済研究所経済部社会環境研究室

キーワード

和文英文
景観 TOWNSCAPE
配電設備 DISTRIBATION FACILITIES
街路空間 STREET SPACE
アメニティ AMENITY
デザイン DESIGN
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