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研究活動

論文
項目名 内容
タイトル 産業現場の事故事例を学習資源として活用させる職場環境要因:学習過程で若年就業者が認識する経験間の共通性に着目して
発表者 長谷川尚子、三沢良、山口裕幸
掲載誌 産業・組織心理学研究 Vol.30, No.2 pp.119-130
発表年月 2017年4月
概要 産業現場の事故事例という他者の失敗を題材とした学習を促進する職場環境要 因の効果を検討した。学習を開始するプロセスとして,他社の失敗と自分の経 験との間に共通性を見出す過程(経験間の共通性認識)に着目し,①上司や先 輩の部下育成行動,②職場での失敗情報の活用,③職場でのオープンな議論, という3つの職場環境要因が経験間の共通認識を促進する効果を,若年就業者 を対象に検討した。設備保守を行う企業の30歳以下の技術系社員144名を対象と した質問紙調査データを分析した結果,職場でのオープンな議論が経験間の共 通性認識を促進する効果を持つことが明らかになった。また,上司や先輩によ る部下の成長確認が頻繁に行われている場合は,業務の根拠を明示する(“な ぜ,やらねばならないか”を説明する)ほど,経験間の共通性認識が促進され た。職場での失敗情報の活用は,上司や先輩による省察支援と補完し合いなが ら経験間の共通性認識を促進する効果を持つことが示された。これらの結果に 基づき,産業現場の技術・技能継承への示唆を論じた。
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項目名 内容
タイトル 事象情報を活用したエラーマネジメントの考え方と実践
発表者 弘津 祐子
掲載誌 火力原子力発電技術協会会誌 Vol.66 No.6 pp8-16
発表年月 2015年6月
概要 ヒューマンエラーに起因した事象に関する情報の有効活用に資するため,個別事象分析方法,共通的な特徴を抽出するための傾向分析方法,さらに,分析結果を重大事故の未然防止に向けた取り組みにつなげる方法を紹介する.
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項目名 内容
タイトル 災害の背後にあるルール逸脱の実態把握と対策立案の考え方 -個人の問題から作業システムの問題へ-
発表者 弘津 祐子
掲載誌 電気評論 2015.5 pp19-22
発表年月 2015年5月
概要 災害防止においてルール逸脱に着目する重要性,およびルール逸脱の発生メカニズムについて解説する。 また,災害情報分析に基づくルール逸脱の実態把握および対策立案方法を紹介する。
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項目名 内容
タイトル 不測の事態を抑止し、対処できる組織の要件 ~高信頼性組織、レジリエンス、安全文化を踏まえて~
発表者 長谷川 尚子
掲載誌 日本信頼性学会誌 Vol.36, No.2 pp.113-120
発表年月 2014年3月
概要 これからの企業・組織においては、大災害への十分な備えと共に、不測の事態 (事前に想定していなかった重大事象)が発生した場合にも適切に対処することが求められている。 不測の事態の発生を抑止しつつ、事態発生時には適切に対処できる組織に関しては、これまでに高信 頼性組織やレジリエンスといった概念が提唱されてきた。しかし概念に対する基本的な理解が定着し ないまま、産業現場に導入されつつある。また従来、安全管理上の目標として重視されてきた安全文化 とこれらの概念との関係が明確でないため、今後目指すべき方向性も不明確なままである。そこで本稿 では、上記3つの概念、すなわち高信頼性組織、レジリエンス、安全文化に関する知見を整理・統合し、 これからの組織に求められる理論的要件について考察した。
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項目名 内容
タイトル 原子力施設における安全文化への取組みと今後の方向性
発表者 長谷川 尚子
掲載誌 日本信頼性学会誌 Vol.34, No.5 pp.318-324.
発表年月 2012年7月
概要 安全文化は1991年にIAEA(国際原子力機関)によって提唱され、その後、 各国の原子力規制当局や事業者によって安全文化の評価・醸成が進められてきた。しかし東京 電力福島第一原子力発電所の事故に関する報告書では、わが国の原子力界における安全文化の 醸成は、まだ途上にあったことが示唆されている。本稿では、従前の安全文化醸成のアプロー チにおける問題点を考察し、今後の取組みの方向性を考えるための3つの視点を提示する。
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学会発表
項目名 内容
タイトル 請負作業現場の安全監理における行動次元:安全監理者は日々,どのような工夫を行っているか New!
発表者 長谷川 尚子、三沢 良
発表大会・会議 日本心理学会第81回大会(於 久留米シティプラザ)
掲載誌 日本心理学会第81回大会 抄録集
発表年月 2017年9月
概要 建設業やインフラ事業においては請負構造の作業形態が幅広く浸透しているため,このような作業現場での安全監理の徹底や監理者の育成は,業種共通の課題である。本研究では,作業現場において安全監理者が日々,どのような工夫を行っているかを明らかにするため,監理者らが日常的に実施している行動の特徴を把握する次元を抽出するとともに,年齢によってこれらの特徴がどのように変化するかを明らかにした。発電設備の保守を主たる業務とする企業の技術系社員を対象とした質問紙調査を行い,因子分析を行った結果,4つの次元が抽出された(①作業員への配慮,②不安全作業の防止徹底,③担当作業周辺の把握,④作業内容説明の工夫)。分散分析で年代別に得点を比較したところ,「不安全作業の防止徹底」「担当作業周辺の把握」では30歳以下がそれ以上の年代よりも得点が低かった。また「作業員の配慮」では31~40歳に比して,「作業内容説明の工夫」では41~50歳に比して,30歳以下の得点が低かった。
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項目名 内容
タイトル ヒューマンエラー防止に係る安全ノウハウ継承時の留意点に関する一考察 New!
発表者 武田大介、弘津祐子
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年秋の大会(於 北海道大学)
掲載誌 日本原子力学会 2017年秋の大会 予稿集
発表年月 2017年9月
概要 現場の安全確保に重要な役割を果たす,ルール化されていない,あるヒューマンエラー(HE)防止に係る安全行動・工夫(以下,安全ノウハウ)を次世代へ継承する方法を判断する基準・着眼点を考案すると共に,継承時の留意点について考察する。
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項目名 内容
タイトル チームリソースマネジメント(TRM)スキル教育訓練の改善 New!
発表者 野々瀨晃平、渋江尚夫、長坂彰彦
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年秋の大会(於 北海道大学)
掲載誌 日本原子力学会 2017年秋の大会 予稿集
発表年月 2017年9月
概要 緊急時対策本部要員のチームリソースマネジメントスキル(ノンテクニカルスキル)向上のため2015年度に試行した教育訓練を2016年度に改善・実施した結果について報告する。
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項目名 内容
タイトル ヒューマンエラー防止に係る安全ノウハウ抽出・継承方策の検討 ~ 継承方法の選択を視野に入れた安全ノウハウ抽出方法の考案 ~ New!
発表者 武田大介、弘津祐子
発表大会・会議 電子情報通信学会 安全性研究会(SSS研究会) (於 機械振興会館 )
掲載誌 電子情報通信学会技術研究報告(信学技報), vol.117, no.13,SSS2017-1, pp.1-4
発表年月 2017年4月
概要 ベテラン作業者が自主的に実施している,手順書・マニュアルに記載さ れているもの以外のヒューマンエラー防止のための行動・工夫(安全ノウハウ) が現場の安全確保のために果たす役割は大きい。このような安全ノウハウを次世 代へ継承するためには,安全ノウハウをベテラン作業者から抽出し,ルール化, 教育・訓練等の方法を用いて継承する必要があるが,安全ノウハウ抽出に関する 既往研究は少なく,抽出された安全ノウハウの継承方法を判断する基準も未確立 である。本稿では,これらの課題を解決するために考案した,継承方法の選択を 視野に入れた安全ノウハウ抽出方法について紹介する。
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項目名 内容
タイトル 不測の事態への対処としての組織行動の実践に資する要因に関する研究 - 東日本大震災の事例調査を通じた要因の探索 - New!
発表者 早瀬賢一
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年春の大会 (於 東海大学湘南キャンパス)
掲載誌 日本原子力学会 2017年春の大会予稿集
発表年月 2017年3月
概要 東日本大震災の事例調査を通じて得られた,緊急時における不測の事態 への対処としての組織行動の実践に資する要因について報告する。
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項目名 内容
タイトル ヒューマンエラー防止に係る安全ノウハウ抽出方法の検討 New!
発表者 武田大介、弘津祐子
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年春の大会 (於 東海大学湘南キャンパス)
掲載誌 日本原子力学会 2017年春の大会予稿集
発表年月 2017年3月
概要 現場の安全確保に重要な役割を果たす,ルール化(データ化)されてい ないヒューマンエラー防止に係る安全行動・工夫(安全ノウハウ)を次世代へ継 承するために考案した,自己報告方式による安全ノウハウ抽出方法及びノウハウ 保有者の選定方法について概説する。
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項目名 内容
タイトル ヒューマンエラー防止に係る安全ノウハウ抽出・継承方策の検討 ~ 継承方法の選択を視野に入れた安全ノウハウ抽出方法の考案 ~ New!
発表者 武田大介、弘津祐子
発表大会・会議 電子情報通信学会 安全性研究会(SSS研究会) (於 機械振興会館 )
掲載誌 電子情報通信学会技術研究報告(信学技報), vol.117, no.13,SSS2017-1, pp.1-4
発表年月 2017年4月
概要 ベテラン作業者が自主的に実施している,手順書・マニュアルに記載さ れているもの以外のヒューマンエラー防止のための行動・工夫(安全ノウハウ) が現場の安全確保のために果たす役割は大きい。このような安全ノウハウを次世 代へ継承するためには,安全ノウハウをベテラン作業者から抽出し,ルール化, 教育・訓練等の方法を用いて継承する必要があるが,安全ノウハウ抽出に関する 既往研究は少なく,抽出された安全ノウハウの継承方法を判断する基準も未確立 である。本稿では,これらの課題を解決するために考案した,継承方法の選択を 視野に入れた安全ノウハウ抽出方法について紹介する。
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項目名 内容
タイトル 不測の事態への対処としての組織行動の実践に資する要因に関する研究 - 東日本大震災の事例調査を通じた要因の探索 - New!
発表者 早瀬賢一
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年春の大会 (於 東海大学湘南キャンパス)
掲載誌 日本原子力学会 2017年春の大会予稿集
発表年月 2017年3月
概要 東日本大震災の事例調査を通じて得られた,緊急時における不測の事態 への対処としての組織行動の実践に資する要因について報告する。
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項目名 内容
タイトル ヒューマンエラー防止に係る安全ノウハウ抽出方法の検討 New!
発表者 武田大介、弘津祐子
発表大会・会議 日本原子力学会 2017年春の大会 (於 東海大学湘南キャンパス)
掲載誌 日本原子力学会 2017年春の大会予稿集
発表年月 2017年3月
概要 現場の安全確保に重要な役割を果たす,ルール化(データ化)されてい ないヒューマンエラー防止に係る安全行動・工夫(安全ノウハウ)を次世代へ継 承するために考案した,自己報告方式による安全ノウハウ抽出方法及びノウハウ 保有者の選定方法について概説する。
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項目名 内容
タイトル チームリソーマネジメント(TRM)スキル向上に向けた取り組み(2)TRMスキル評価手法の試行
発表者 渋江尚夫、長坂彰彦、野々瀨晃平
発表大会・会議 日本原子力学会2016年秋の大会(於 久留米シティプラザ)
掲載誌 日本原子力学会2016年秋の大会予稿集
発表年月 2016年9月
概要 本研究では、緊急時対策本部要員のチームリソースマネジメントスキル(ノンテクニカルスキル) 評価のために試行した「チームリソースマネジメントスキル評価手法」について概説する。
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項目名 内容
タイトル チームリソーマネジメント(TRM)スキル向上に向けた取り組み(1) TRMスキル教育訓練プログラムの試行
発表者 野々瀨晃平、渋江尚夫、長坂彰彦
発表大会・会議 日本原子力学会2016年秋の大会(於 久留米シティプラザ)
掲載誌 日本原子力学会2016年秋の大会予稿集
発表年月 2016年9月
概要 本研究では、緊急時対策本部要員のチームリソースマネジメントスキル (ノンテクニカルスキル)向上のため、試行したTRMスキル教育訓練プログラムについて概説する。
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項目名 内容
タイトル 振り返りを用いたチーム訓練の支援手法
発表者 野々瀨 晃平
発表大会・会議 電子情報通信学会 安全性研究会 (於 機械振興会館)
掲載誌 電子情報通信学会技術研究報告(信学技報)115(203), pp.9-14.
発表年月 2015年8月
概要 オペレーションに高信頼性が求められる際、人はチームを組み、相互の能力を補完し、 オペレーションの頑健性を高めている。そこでチームの能力向上のため、チーム訓練手法の開発がなされている 。特に訓練演習後のチームによる「振り返り」はチーム訓練で重要な位置を占めており、 近年では構造化デブリーフィングとして振り返り手法の開発がされている。本稿では、チーム訓練手法を概観し、 振り返り手法を紹介する。また、それらの課題を述べ、筆者の行ったチーム協調課題後の個人による振り返り (内省報告)支援手法について紹介する。
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項目名 内容
タイトル 作業条件が安全行動選択に至る心理プロセスへ及ぼす影響の調査
発表者 武田大介・弘津祐子
発表大会・会議 安全工学シンポジウム2015(於 日本学術会議)
掲載誌 安全工学シンポジウム2015講演予稿集 pp.262-265.
発表年月 2015年7月
概要 作業者の立場に立った安全ルール導入方策の体系化に資するため,本研究では作業条件 が安全行動選択に至る心理プロセスに与える影響を調査した。実験参加者40名にモデルタスクを複数の作業条 件下で実施させた後,上記心理プロセスを評価する質問紙に回答させた結果,「切迫した作業条件下での安全 行動は,作業効率低下の想定と共に,身体・心理負荷が増大する」等,安全ルール導入時に考慮すべき作業条 件の影響が明らかとなった。
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項目名 内容
タイトル 組織がレジリエントであるための要件とは? -高信頼性組織を拡張した理論的枠組みと震災対応に見られる具体的事例-
発表者 長谷川 尚子
発表大会・会議 日本人間工学会 関東支部第43回大会 (於 首都大学区東京 日野キャンパス)
掲載誌 2013年度人間工学会関東支部第43回大会講演集 p.28-29
発表年月 2013年9月
概要 東日本大震災を機に、不測の事態への備えや、発生した事態への適切な対処への関心 が高まっている。そこで不測の事態を抑止しつつ、事態発生時には適切に対処できる組織に関する概念で ある「高信頼性組織」を拡張し、組織がレジリエントであるための理論的要件を整理した。また、東日本 大震災への適切な対処事例に基づき、理論的要件の具体化を行った。
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項目名 内容
タイトル 高信頼性組織における組織行動とマインドフルネスの再吟味 ~高信頼性組織の要件に関する実証的研究 (3)~
発表者 長谷川 尚子・早瀬 賢一・三沢 良
発表大会・会議 産業・組織心理学会第29回大会 (於 京都橘大学)
掲載誌 産業・組織心理学会第29回大会発表論文集 p.102-105
発表年月 2013年9月
概要 他産業対象の質問紙調査データ(社会人276名)を分析し、HROの組織行動および マインドフルネスの要素の明確化と、二者間の関連性を検討した。その結果、不測の事態抑止のため の組織行動として3因子(「問題の共有・学習」「業務状況の把握」など)、事態対処のための組織 行動として3因子(「対処への備え」「専門性重視の柔軟な対応」など)が抽出された。また成員個人 のマインドフルネスの要素として、「情報収集・原因究明」「変化の監視」など4因子が抽出された。 組織行動とマインドフルネスの関連性に関しては、不測の事態抑止のために問題を共有・学習する組織行動や 事態対処のために状況を早期に把握・統括する組織行動が、マインドフルネスの様々な要素と関連性を持つことが示された。
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項目名 内容
タイトル 高信頼性組織に関する実証的知見の現状と課題-高信頼性組織の要件に関する実証的研究(2)-
発表者 三沢 良・長谷川 尚子
発表大会・会議 日本心理学会 第77回大会 (於 札幌コンベンションセンター/札幌市産業振興センター)
掲載誌 日本心理学会第77回大会発表論文集 p.1173
発表年月 2013年9月
概要 不測の事態に強い高信頼性組織(HROs)が備える要件は,主に高リスク産業 (原子力発電所,航空管制,等)の良好事例を検討することにより,抽出・整理されてきた。しかし HROs要件に関する実証的検討は十分に行われておらず,ある組織が要件を具備する程度を定量的に把握 するための測度も確立されていない。本研究では,これまでに提出されてきた既存の実証的知見をレビ ューし,既存知見における1) 研究対象,2) HROs要件の測定,3) マインドフルネスの測定, 4) HROs要件と関連を示した変数の4つの視点から整理することにより,今後,HROsの要件を実証的に解明していくための課題を明確にした。
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項目名 内容
タイトル 震災対応事例に基づく高信頼性組織の要件の具体化 ~高信頼性組織に関する実証的研究(1)~
発表者 長谷川 尚子・三沢 良・早瀬 賢一
発表大会・会議 日本心理学会 第77回大会 (於 札幌コンベンションセンター/札幌市産業振興センター)
掲載誌 日本心理学会第77回大会発表論文集 p.1179
発表年月 2013年9月
概要 東日本大震災後、わが国においても「高信頼性組織」研究が注目を集めている。 しかし概念が整理されていない、また実証研究がほとんど行われておらず抽象的な要件しか把握でき ていない、といった問題が残されている。そこで本研究では、現段階で整理しているHROsの観点(電中研報告書 L11015) を震災対応事例と関連付け、抽象度の高いHROsの要件(組織的機能)の明確化・具体化を行った。
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項目名 内容
タイトル 安全管理の効果性を左右する組織風土の役割
発表者 長谷川 尚子・三沢 良
発表大会・会議 日本グループ・ダイナミックス学会第59回大会(於 京都大学 吉田南キャンパス)
掲載誌 日本グループ・ダイナミックス学会第59回大会発表論文集 pp.234-235.
発表年月 2012年9月
概要 安全管理が個人の安全意識・行動を高める効果に対し、組織風土がどのような役割 を果たしているかを明らかにするため、化学メーカー企業A社に勤務する技術系職員の一般職1986名を対 象とした質問紙調査を行った。その結果、以下二点が明らかになった。①組織風土が良好でなければ、 安全資源(現場の安全対策の一環としての人員・予算など)を投入しても個人の安全意識・行動は向上 しない、②安全資源が十分でない、あるいは安全情報を提供・活用して いない職場では、良好な組織風土が逆に不安全な意識・行動を導く。以上の結果から、安全態度の向上に あたっては安全管理のみならず、安全管理の効果向上の基盤となる良好な組織風土の醸成にも配慮する必要性が示唆された。
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項目名 内容
タイトル 経験の意識化が安全意識・行動の改善に及ぼす影響
発表者 長谷川 尚子・三沢 良・早瀬 賢一・廣瀬 文子
発表大会・会議 産業・組織心理学会第28回大会(於 文教大学越谷キャンパス)
掲載誌 産業・組織心理学会第28回大会発表論文集 pp.260-263.
発表年月 2012年9月
概要 個人の安全意識・行動の改善契機および改善効果を明らかにするため、 電力会社社員175名を対象に質問紙調査を実施した。その結果、①見聞きした出来事を自分の こととして考える傾向がある人は、安全への積極性や配慮、他者への注意といった安全意識・ 行動の改善効果が高い、②身の回りの出来事を様々な立場・視点で捉える傾向のある人は、安 全への積極性や他者への注意といった安全意識・行動の改善効果が高い、ことが示された。
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国際学会
項目名 内容
タイトル Role-playing and Self-checklist Based Training of Non-technical Skills in a Nuclear Emergency Headquarters in Japan New!
発表者 Kohei Nonose, Hisao Shibue, and Akihiko Nagasaka
発表大会・会議 Human Factors and Ergonomics Society of Australia (HFESA) 2017 Conference (Wollongong, Australia)
発表年月 2017年11月
概要 Purpose: Non-technical skills (NTS) that are cognitive and social skills that support technical skills are essential for appropriate correspondence and for avoiding human errors across different high-risk domains. Our project develops and conducts an NTS training program in nuclear emergency headquarters in Japan. The training theme for this year was "leadership," especially briefing skills, among section and department managers in nuclear emergency headquarters (40 people). The present study introduces a core part of the training, a briefing exercise.
Exercise: To promote awareness among trainees and assist a facilitator, we designed a sheet to be used by trainees during the exercise. Trainees filled in the sheet as per the facilitator's instructions. The procedure of the exercise is described as follows: (1) Trainees watched a video that recorded poor NTS behaviors in a briefing enacted by managers of the headquarters. The trainees evaluated the NTS behaviors listed on the sheet by indicating either "OK" or "NG" (no good). (2) The trainees added a few checks to the listed NTS behaviors, which they wanted to be careful about in the subsequent role-playing exercise. (3) During the role-playing exercise, the trainees in each department formed a group of 4-5 people and were required to hold a briefing in simulated plant situations given by one paper. (4) The trainees watched a video that recorded the groups' behaviors during role-playing and checked whether they could execute the NTS behaviors that they wanted to be careful about. (5) The trainees watched a video that recorded good NTS behaviors in a briefing enacted by the same people in the poor NTS video to help getting tips on briefing. (6) The trainees stated the NTS behaviors they wanted to be careful about in the Nuclear Emergency Response Drill on the sheet.
Results and Discussion: The trainees answered a questionnaire about the training content (short speech by the general manager, a lecture, an exercise before the briefing exercise, and the briefing exercise) after the training. The results showed that the briefing exercise, especially watching the video that recorded the group' behaviors was the most impressive content. In addition, a facilitator said that the developed sheet was helpful and useful for conducting the exercise. While the developed exercise can be carried out easily, it can be effective for enhancing leadership, especially briefing skills. An assessment of behavioral changes derived from the training will be conducted in the future.
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項目名 内容
タイトル Study on a method for extracting safety know-how considering selection of transferring method New!
発表者 Daisuke Takeda
発表大会・会議 AHFE 2017 (8th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics) (Los Angeles, California, USA)
発表年月 2017年7月
概要 Safety know-how (experts' safety behaviors that are performed voluntarily and not listed in procedure manuals as safety rules) plays an important role in ensuring on-site safety and preventing human error. To transfer this safety know-how to future generations, it is necessary to extract it from experts and select a transferring method such as rulemaking, training, etc. However prior studies on extracting safety know-how are rare and there are no established perspectives on selecting an appropriate method for transferring this knowledge. Hence, this study built an extracting method prototype utilizing the self-report style that had greater availability onsite than the work observation and interview styles that are well-known methods for extracting know-how. Subsequently, this study identified potential perspectives on selecting a transferring method of the safety know-how based on previous studies and requested participants to evaluate safety know-how from these perspectives by a questionnaire survey on the Internet. Results revealed that it is possible to screen safety know-how that is effectively transferred through rulemaking based on perspectives such as the possibility that co-workers can confirm and/or the degree that they usually perform, etc. By evaluating safety know-how from these perspectives, it is possible to select a transferring method (rulemaking or training). Additionally, this study improved the format of the safety know-how extraction method to obtain information regarding the above perspectives that are necessary for selecting a transferring method.
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項目名 内容
タイトル Development of a Scale for Learning from Incidents New!
発表者 Naoko Hasegawa
発表大会・会議 15th European Congress of Psychology (Amsterdam, Netherlands)
発表年月 2017年7月
概要 It is important for workers to learn from incidents to enhance their safety and to strengthen their resilience against disasters that have occurred in the past. However, some kinds of incidents persist in industrial work sites. Although there are several cases to learn from, it is not easy to learn from these because most of them are indirect experiences, which people have not encountered by themselves. If people do not find any relevance from the cases to their own jobs or experiences, they may not be motivated to learn. Thus, it is supposed that awareness of similarities between direct and indirect experiences has an important role in learning from incidents. The purpose of this study was to clarify components of individual learning from incidents and to develop a scale to evaluate it based on the assumption mentioned above and on the experiential learning model (Kolb, 1984). In Study 1, items were developed based on 4 steps of experiential learning (Kolb, 1984) and awareness of similarities (Ikeda and Furukawa, 2006). The scale was then completed by 1122 workers. As a result of factor analysis, the following 2 factors were identified: effort to find similarities between incidents and one's own work, and active utilization of lessons. The scale's reliability was supported by good split-half reliability (r = .888) and good internal consistency ( ). Results of correlation analysis showed the scale had good convergent and discriminant validity. In Study 2, test-retest reliability and predictive validity were examined. A total of 858 workers completed the scale. The results demonstrated moderate test-retest reliability (r = .543 ~ .558) and predictive validity for safety behavior after one month ( = .192 ~ .298).
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項目名 内容
タイトル A Risk Scenario Role-playing Exercise for Enhancing Team Resource Management Skills in Nuclear Emergency Response Headquarters
発表者 Kohei Nonose, Hisao Shibue, Akihiko Nagasaka
発表大会・会議 Human Factors and Ergonomics Society Europe Chapter 2016 Annual Conference (Prague, Czech Republic)
発表年月 2016年10月
概要 Non-technical skills (team resource management (TRM) in the present study) as well as technical skills are required to enhance emergency response capability in different domains. The present study developed a scenario-based role-playing exercise called risk scenario role-playing exercise, which simulates actual operations of a team and possible errors caused by poor non-technical skills by members in nuclear emergency response headquarters. Three groups consisting of six trainees each participated in the exercise: one main player, four sub players, and one evaluator. The sub players played the role of subordinates/boss of the main player and set up behavioral traps (e.g., not repeating the commands of the main player and providing ambiguous reports about serious information) to hinder the main player, and the main player was required to deal with the traps in order to save the situation. If the main player was trapped, the situation grew more serious (e.g., poor reports by subordinates and operation mistakes). During the reflection after the exercise, the trainees watched a video recording their behaviors during the exercise and the evaluator commented on the main player's actions. Questionnaires for assessing the exercise revealed that the developed exercise helped trainees experience the importance of TRM skills.
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項目名 内容
タイトル Effects of workplace on enhancement of work beginners' awareness of similarities among failure experiences
発表者 Naoko Hasegawa, Ryo Misawa, Hiroyuki Yamaguchi
発表大会・会議 The 31st International Congress of Psychology (Yokohama, Japan)
発表年月 2016年7月
概要 It is important for work beginners to be aware of similarities among work experiences in order to obtain competency at work, as the awareness of similarity in turn facilitates awareness of work principles. For effective development, beginners are required to actively find similarities among not only their own experiences but also other workers’ experiences. This study clarified effects of workplace on enhancement of awareness of similarity in experiences, especially failures that emerged as industrial accidents. The following three workplace factors were dealt with: development in superiors’ behaviors, utilization of information on failures, and openness of discussions. Results of a questionnaire survey that included 144 work beginners suggested the following: (1) openness of discussion enhanced awareness of similarity and (2) development in superiors’ behaviors and utilization of information on failures interacted to affect awareness of similarity. Based on the results, implications for developing beginners are discussed.
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項目名 内容
タイトル Individual factors related to unsafe workplace acts: features of workers who tend to act unsafely
発表者 Ayako Hirose, Daisuke Takeda
発表大会・会議 7th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics (AHFE 2016)(Florida, USA)
発表年月 2016年7月
概要 The purpose of this study is to specify the individual factors that have great impact on unsafe acts by investigating the features of persons who are prone to commit unsafe acts. A web survey was conducted with 200 personnel in charge of safety at the workplace which closely had hazards connected to labor accidents or facility failures. They were queried about the features of workers who tended to act unsafely according to the following age groups: experienced, middle-aged, and young workers. In addition, the causal factors for unsafe acts characteristic of each age group and the features of accident-prone workers were investigated. As a result, “overconfidence” was the most important factor for experienced and middle-aged workers, while “lack of knowledge and experience” was the most significant factor for young workers. The causal factor of unsafe acts characteristic of age group and the feature of accident-prone workers were the similar results described above but slightly different. The results suggested that “overconfidence” was the greatest factor affecting unsafe acts regardless of individual differences in experienced and middle-aged workers. However, if the “overconfidence” worker who has poor risk perception commits unsafe act, it becomes easy to lead to an accident. The relationship between the content of safety education, which aims to mitigate the impact of these factors, and the trainee, who needs to receive the education, are discussed.
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項目名 内容
タイトル Study of the effects of the level of detail in safety rule descriptions on a psychological process of safety behaviours
発表者 Daisuke Takeda, Yuko Hirotsu
発表大会・会議 Human Factors and Ergonomics Society Europe Chapter Annual Meeting 2015 (Groningen, Netherlands)
発表年月 2015年10月
概要 Safety rule expansion can cause side effects such as increasing workloads. Our previous study indicated the importance of mitigating the effects of disturbances on the components of the psychological processes of safety behaviours, and adjusting the level of detail in safety rule descriptions based on applicable conditions, for introducing effective safety rules. However, there is little research on the effects of the level of detail in safety rule descriptions on the psychological processes of safety behaviours. In order to investigate them, the present study conducted an experiment in which 40 participants completed a calculation task while following multiple safety rules with differing levels of detail in their description and answered a questionnaire of the psychological processes. Results suggested that 1) detailed rules describing "What", "When", and "How" should be limited to only when necessary, because, while they enhanced the awareness of the results of a safety behaviour, they also led to the supposition of decrease in work efficiency and increase in mental workload. 2) It might be better to add How" or "When" description to "What" description, because just "What" description was not enough to enhance the awareness of usefulness of a safety behaviour and the confidence towards its result.
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項目名 内容
タイトル Re-investigation on Employee’s Mindfulness in the High-Reliability Organizations and the Relation with Organizational Behavior
発表者 Naoko Hasegawa,Kenichi Hayase,Ryo Misawa
発表大会・会議 The 28th International Congress of Applied Psychology (ICAP) (Paris, France)
発表年月 2014年7月
概要 High-Reliability Organizations (HROs) is an important concept for industrial safety. However, mindfulness, which is an essential of HROs and represents a psychological state in HROs' members, has not been defined clearly. The purpose of this study is to clarify components of the mindfulness and to examine relations between the components and HROs' characteristic behavior. A questionnaire survey was conducted for 276 workers engaged in manufacturing, construction, or transportation. As a result of factor analysis, four factors as mindfulness were obtained as follows, information-seeking and cause investigation, suggestion for improvement, monitoring of change, and detailed understanding of rules. Results of multiple regression analysis showed both of HROs' behavior, i.e., sharing and learning problems in work condition, and grasping and integrating information under emergency, were related to several compontents of mindfulness widely.
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項目名 内容
タイトル Factors determining individual hazard perception (Part 2): How acquiring knowledge about causal factors can improve the ability to detect unsafe acts
発表者 Daisuke Takeda, Ayako Hirose
発表大会・会議 Human Factors and Ergonomics Society Europe Chapter Annual Meeting 2013 (Torino, Italy)
発表年月 2013年10月
概要 An emerging problem in the workplace is the decrease in workers' hazard perception (the ability to detect unsafe acts). Our previous study showed that the more causal factors (i.e., individual factors, work environment factors, etc.) available to influence perception, the more individuals were able to detect unsafe acts. Based on these results, we expected that extending the breadth of subjects' knowledge regarding causal factors would have a beneficial effect on improving hazard perception. For the current study, 51 subjects were provided information about causal factors. In addition, both before and after the information session, subjects completed the Hazard Detection and Imagination Test (HDIT) to assess the number of unsafe acts subjects could detect. Subjects were also asked to report on causal factors. Results showed that the subjects that could extend the knowledge of categories related to causal factors detected more unsafe acts after the information session than before the information session. Future research should clarify causal factor categories to improve hazard perception and methods for obtaining knowledge about such causal factors.
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項目名 内容
タイトル Development of a Measurement Method for Individual Hazard Perception
発表者 Ayako Hirose, Daisuke Takeda
発表大会・会議 4th Applied Human Factors and Ergonomics (AHFE 2012)(San Francisco, California, USA.)
掲載誌 in Ahram, T.z. & Karwowski, W.(Ed.), Advances in Physical Ergonomics and Safety, pp.433-441, CRC Press, 2012.
発表年月 2012年7月
概要 The decrease of hazard perception among workers, especially young workers, has become a problem at hazardous work sites in Japan. To improve hazard perception among these workers, it is necessary to visualize and measure individual hazard perception. Thus, the purpose of this study is to develop a Hazard Detection and Imagination Test (HDIT) designed to measure individual core hazard perception. In the context of applying HDIT to young workers, we consider whether remedial education in hazard perception according to trainees’ level of hazard perception is needed. We divided participants into three groups by their level of hazard perception, and examined the features of young workers who had low hazard perceptions. The results reveal that HDIT can successfully measure individual core hazard perception. We also identified certain features of hazard recognition in young workers with low hazard perception. We suggest that it is necessary to understand level of hazard perception and to provide education accordingly.
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