今年も昨年に引き続き土曜日に研究所公開を実施しました。最高気温29度の予報の中、1,694人のお客様にご来場いただきました。
開始時刻の10時前には多くの方が列になり、開場とともに人気の工作教室などの整理券を求めて駆け出していました。
当所の研究活動を紹介する企画として、「火山の噴火について~赤城山は活火山~」の講演会を開催し多くのお客様にご参加いただき、たくさんのご質問にお答えしました。
今年は小学5・6年生を対象にラボツアーを企画し、普段は動いていない発電機を実際に動かしたり、広い構内の実験施設を貸し切りバスで巡って探検していました。その他、電中研の紹介コーナーや「太陽光発電のデンキを上手に使う」、「太陽光発電パネルの種類と特性」、「赤城試験センターに住む虫たち」などの研究紹介を行い、皆様の質問にお答えしました。
実験・工作コーナーとして、実験ショー「電気の正体を探ろう~ニャンコビッチ先生のわくわく実験教室」を開催し、雷や電気のふしぎを実際に実験をしながらご覧いただき、子どもたちが生き生きとショーを楽しんでいました。
工作教室として、「釣り糸ファイバーのイルミネーションを作ろう」、「かわいいたこが踊りながらまわる~くるくる踊るたこを作ろう~」、「電子オルゴールづくり」を行い、いずれもすぐに整理券がなくなっていました。
実験・体験は、「電気の通り道をまもる働きもの」として高所作業車への搭乗を体験していただき好評でした。ほかに「雷の実験と雷相談室」や「光のふしぎな実験」、「自転車による発電体験」など、実験や工作を通して子どもたちに科学に対する興味を持っていただけるような企画を展示しました。
地域連携コーナーでは、「カラダのデンキをはかろう」(前橋工科大学)、「起震車による地震体験」や消防車・救急車の展示とキーホルダーづくり(前橋市消防局)、白バイ・パトカーの展示(群馬県警察)をはじめ、電気自動車普及の取り組み・リサイクル工作教室(前橋市)や、「でんき家計簿と省エネ相談」(東京電力)、「電気安全出張相談所」(関東電気保安協会)、「丸太切り体験」(赤城南麓森林組合)、CO2ヒートポンプ温水暖房機の展示と「葉っぱスタンプのマイバックづくり」(サンデンLS)、森林保全活動~木材遊具もあるよ~」(セレス)などの展示や体験をしていただきました。
また、地元の特産品などもご紹介させていただきました。
開催にあたって群馬県・前橋市・みどり市・桐生市の各教育委員会からご後援をいただきました。
昨年ゆるキャラ日本一に輝いた『ぐんまちゃん』も会場で子どもたちと記念写真を撮っていました。
ご参加くださった皆さま、ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。
当日の風景をご紹介します。