社会経済研究所

ディスカッションペーパー

猛暑に備える家庭の節電対策
〜エアコン停止を当てにせず、昼間を中心に、不在時も配慮して、こつこつと〜

  • 今中 健雄,若林 雅代
  • SERC Discussion Paper 11021
  • Date:2011.8.8
   

要約

 

 本稿では、夏期の電力需給の逼迫を緩和するための家庭の節電対策の考え方を検討し、いくつかの節電対策を計測結果と合わせて紹介する。  
 1.2010年の電力ピークを確認したところ、2010年の最大電力であった約6000万kWに近い5500万kW以上の日最大電力を記録した日は、日最高気温が33℃を超えていた。電力ピークを形成するエアコンの節電対策が重要なことは間違いないが、こうした真夏日や猛暑日の節電方策としてエアコンの停止を前提とすることは危険である。エアコンの利用を前提とした節電対策を準備しておくことが望まれる。  
 2.このためには様々な節電対策をこまめに積上げる必要がある。また、電力需給逼迫が最も懸念される時間帯が14時前後であり、この時間帯には非在宅世帯も多いという事実を踏まえると、非在宅時にも効果の得られる待機電力や冷蔵庫等の節電対策の貢献が大きいと考えられる。  
 3.冷蔵庫の節電対策として製氷機能と急速冷凍機能の停止(夜間シフト)、テレビの節電対策として画面に差し込む光の影響などを計測し、それぞれ一定の効果があることを確認した。

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免責事項

「社会経済研究所 ディスカッションペーパー」の記載において、意見にかかる部分は筆者のものであり、電力中央研究所又はその他機関の見解を示すものではありません。

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