社会経済研究所

ディスカッションペーパー

企業ネットワークによる省エネ推進の可能性
〜ドイツのLEEN(Learning Energy Efficiency Network)の事例

  • 木村 宰
  • SERC Discussion Paper 13001
  • Date:2013.07.08
   

要約

 

   本稿では,近年ドイツを中心に展開されている企業ネットワークによる省エネ推進策LEEN(Learning Energy Efficiency Network)について紹介する。LEENとは,近隣地域の企業10〜15社程度のネットワークを設立し,共通の削減目標を掲げて省エネ推進を図る取り組みである。1980年代以降にスイスで普及し,2002年からドイツにも導入された。ドイツでは,政府の実証プロジェクトを通じてマネジメントシステムとしての確立と普及が進められ,現在50以上のネットワークが活動している。参加企業は省エネコンサルタントによる診断や企業相互の学習を通じて費用対効果の高い省エネ対策を実施し,概ね年2〜2.5%程度の省エネを達成している。
   LEENはわが国への普及活動にも着手しており,今後の普及可能性が注目される。また,これまでわが国には見られなかった興味深い施策であり,政策的示唆も大きいと考えられる。そこで本稿では,LEENの発展経緯と取り組み実態を紹介した上で,その特徴を整理し,わが国への示唆を検討する。

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