社経研DP

2021.03.05

電気料金の国際比較-2019年までのアップデート-

  • 電気事業制度

SERC Discussion Paper 20010

要約

 小売電力市場の全面自由化や新市場の設立など、わが国における電気事業を巡る環境は、近年めまぐるしく変化している。こういった変化が、最終的に需要家の便益となっているかを評価する1つの指標として、たびたび注目を集めるのが電気料金である。本資料は、電力中央研究所報告Y11013「電気料金の国際比較と変動要因の解明 -主要国の電気料金を巡る事情を踏まえて-」の、電気料金の国際比較部分のデータを2019年までアップデートし、わが国の電気料金の水準や推移について諸外国のものと比較することで、その実態を把握するとともに、主要な背景要因となりうる電源構成や燃料価格の推移についても概観する(2020年12月11日時点で入手し得たデータに基づいて作成)。
 なお、電気料金の国際比較に際しての留意点については、研究資料 Y17504「電気料金の国際比較―2016年までのアップデート―」もあわせて参照されたい。

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