背景日常業務におけるヒューマンエラーの防止や速やかなトラブルシューティングのため、設備産業のみならず、さまざまな分野・領域でチームパフォーマンス向上に関する関心が高まっている。優れたチームパフォーマンスを発揮するためには、課題・問題を解決するための専門的技術・知識に加え、メンバーが互いの長所を生かし、また短所を補うチームワークが不可欠である。このチームワークの重要性は古くから認識されているものの、その評価は評価者の主観に委ねられているため、評価者によって、評価やチームワーク向上のための指導が異なる場合がある。 目的チームワークを客観的に評価できる評価手法を開発する。 主な成果
(1) チームワーク評価要素
(3) 質問紙調査によるチームワーク評価手法 行動観察での評価が困難な静的チームワークサブ要素を評価するために、既存の心理測定尺度を参考にして質問紙型チームワーク評価手法を開発した。本手法では、チームの志向性、リーダーシップなどの評価が可能である。 今後の展開チームワークの向上に有効な教育・訓練手法の開発に向け、チームワークへの影響要因を明らかにする。 [関連報告書]
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