2023.07.27

永井 雄宇
Yu Nagai

  • 社会経済研究所
  • 主任研究員
  • e-mail: nagai-yu(at)criepi.denken.or.jp※(at)は@に置き換えて下さい。
  • 研究分野:エネルギーシステム分析、エネルギー技術・政策評価

学職歴

2006年
Georgia Institute of Technology 機械工学科 卒業
2009年
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 修士課程修了
2009年~2013年
国際応用システム分析研究所(IIASA) 入所
2013年
電力中央研究所 入所
2017年
Technische Universitaet Wien エネルギー経済学 博士課程修了

所属学会

電気学会、エネルギー・資源学会

■電力中央研究所 研究報告書

主著

地域間電力融通の効果を定量的に評価する電源構成モデルの開発-再生可能エネルギー大量導入時の電源構成分析の改良-

共著

土地利用を考慮した太陽光発電および陸上風力の導入ポテンシャル評価

欧州の配電事業者の配電料金設計の現状と課題ー系統需要減少の影響を中心に

欧州における再生可能エネルギー普及政策と電力市場統合に関する動向と課題

再生可能エネルギーの大量導入が電源の設備量と運転モードに及ぼす影響評価-揚水式水力の精緻化と全国大での試算-

■電力中央研究所 研究資料

共著

「第6次エネルギー基本計画」の定量的検証

2030年度までの日本経済・産業・エネルギー需給構造の検討

洋上風力発電の促進区域選定における海鳥への影響評価に関する考察

再エネ海域利用法を考慮した洋上風力発電の利用対象海域に関する考察

2050年のCO2大規模削減を実現するための経済およびエネルギー・電力需給の定量分析

原子力発電比率の変化に伴う経済的影響の評価

2050年までの太陽光発電・風力発電の将来コストに関する考察

■電力経済研究

主著

電力システム改革におけるアデカシー確保の考察―長期エネルギー需給見通しにおける火力電源の収支分析―

共著

経済成長と環境負荷のデカップリングの解釈をめぐる課題

エリア別送電混雑コスト評価ツールの開発_記載内容の訂正について

■社会経済研究所ディスカッションペーパー(社経研DP)

主著

長期エネルギー需給見通しを前提としたアデカシー確保に関する定量的評価

共著

2030年温室効果ガス46%削減目標の達成は可能か?

「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で示された水素の役割と課題

A study on level of possible conflict for developing offshore wind energies in Japanese territorial waters

分散型社会像に関する一考察 ―コロナ後の暮らしや社会の姿―

■学術論文

主著

Constructing low emitting power systems through grid extension in Papua New Guinea (PNG) with rural electrification

Elsevier

Energy/Volume 35/2309-2316

共著

Assessing the Impact of Offshore Wind Power Deployment on Fishery: A Synthetic Control Approach

Springer

Environmental and Resource Economics/Volume 83/791-829

Assessing the potential areas for developing offshore wind energy in Japanese territorial waters considering national zoning and possible social conflicts

Elsevier

Marine Policy/Volume 129/104514

Demand-side decarbonization and electrification: EMF 35 JMIP study

Springer

Sustainability Science/Volume 16/395-410

Assessing land use and potential conflict in solar and onshore wind energy in Japan

Elsevier

Renewable Energy/Volume 160/842-851

将来の社会像検討のための産業部門のエネルギー利用と電化ポテンシャル調査

エネルギー・資源学会

エネルギー・資源学会論文誌/41巻3号/108-114

Energy investments under climate policy: a comparison of global models

  • McCollum, D. L.
  • Yu Nagai
  • K. Riahi
  • G. Marangoni
  • K. Calvin
  • R. Pietzcker
  • J. van Vliet
  • B. van der Zwaan

World Scientific

Climate Change Economics/Volume 4/1340010

Transport electrification: a key element for energy system transformation and climate stabilization

  • McCollum, D. L.
  • V. Krey
  • P. Kolp
  • Yu Nagai
  • K. Riahi

Springer

Climatic Change/Volume 123/651-664

Synergies in the Asian energy system: Climate change, energy security, energy access and air pollution

  • van Vliet, O.
  • V. Krey
  • D. McCollum
  • S. Pachauri
  • Yu Nagai
  • S. Rao
  • K. Riahi

Elsevier

Energy Economics/Volume 34/470-480

■学会発表・講演

主著

電力システムの経済性評価手法ーLCOEとシステムコストを中心とした考察ー

経済産業省資源エネルギー庁

総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 長期エネルギー需給見通し小委員会 発電コスト検証ワーキンググループ(第6回)

共著

2050年度までの全国の長期電力需要想定―追加的要素(産業構造変化)の暫定試算結果―

電力広域的運営推進機関

将来の電力需給シナリオに関する検討会 第4回

「2050年ネットゼロ排出シナリオ」の分析 ―IPCC1.5℃特別報告書シナリオデータとJMIPからの示唆―

経済産業省資源エネルギー庁

総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第44回会合)

「ネットゼロ実現に向けた風力発電・太陽光発電を対象とした大量導入シナリオの検討」

経済産業省資源エネルギー庁

総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第34回会合)

■新聞・雑誌

「おぼろげな46%減を徹底検証“野心的”計画は実現なるか」

株式会社Wedge

Wedge(ウェッジ) 2021年11月号

「菅政権の打ち出す「脱炭素社会」に必要な三つの視点」

株式会社Wedge

Wedge ONLINE、WEDGE12月号

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